ヨシムラ タイジ
吉村 泰志
経済経営学部経済経営学科
|
|
タイトル | 経営者交代研究の方法と対象の転換―批判的実在論からのアプローチ― |
---|---|
著者 | 吉村泰志 |
単著・共著の別 | 単著 |
発行雑誌 | 帝塚山経済・経営論集 |
発行所 | 帝塚山大学経済・経営学会 |
巻 | 23 |
号 | |
開始ページ | 25 |
終了ページ | 44 |
出版年月 | 20130331 |
掲載種別 | 研究論文 |
概要 | 前稿(2012)において、経営者交代研究の基礎理論の転換を図ったが、本稿では引き続き方法論と研究対象の転換を試みた。具体的には、まず前稿で行った会社自体説的経営者支配論から経営者交代研究の結果を説明するという推論形式が、批判的実在論と呼ばれる科学方法論に類似していたことを明らかにし、その後、この批判的実在論に依拠しつつ、経営者交代と組織結果の関連について、両変数を射程に含めつつ、新たな研究対象である「経営者の相対的影響力の変動事象」を導出した。最後に、具体的な分析概念である「経営者影響力の重層的構造」を提示しつつ、今後の事例研究の方向性を指摘した。 |