トビセ アキヒロ
飛世 昭裕
法学部法学科
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タイトル | クヤキウスのパピニアヌス文(学説彙纂第19巻第5章第1法文)釈義 ― クヤキウスの訴権論研究(一)― |
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著者 | |
単著・共著の別 | 単著 |
発行雑誌 | |
発行所 | 帝塚山法学3号 |
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開始ページ | 131-196頁 |
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出版年月 | 19990600 |
掲載種別 | 研究論文 |
概要 | 法学史において、16世紀人文主義法学の最も重要な法学者の一人であるヤコブス・クヤキウスの本領であるローマ法源釈義の実像を具体的に示す目的で、彼の膨大な著作の中でも、現代の実定法学の契約論、性質決定論に関連して、訴訟の観点から動態的な考察を行うような動向にも示唆に富むと考えられる、ローマ法における無名契約(前書訴権)の導入に関するパピニアヌス文釈義を史料批判を行いながら、クヤキウスの(先駆的と考えられる)動態的な訴権論・無名契約論(契約の性質決定論)の法学私的な意義付けを行った。 |