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ミズノ クニオ
水野 邦夫
心理学部心理学科
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| タイトル | パーソナリティからみた『日本書紀』の構造について―『日本書紀』編纂1300年によせて |
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| 講演者 | 水野邦夫 |
| 担当区分 | 単独 |
| 会議名 | 日本心理学会第84回大会 |
| 開催年月日 | 20200908 |
| 主催者 | 日本心理学会 |
| 開催地 | 東洋大学（オンライン開催） |
| 概要 | 本研究は『日本書紀』で用いられたパーソナリティに関する語句をBig Fiveの観点から分析し、そこから『日本書紀』の構造を検討することを目的とした。 『日本書紀』の人代巻（神武〜持統）から、パーソナリティを表現したと思われる語句を収集し、心理学を専攻する大学院生に各語句がBig Fiveの各特性とどれくらい関連が高いかを評定させた。その結果、第1次元は「正－邪」、第2次元は「智－愚」、第3次元は「強－弱」と解釈した。第1次元については、『日本書紀』が国史書であることから統治者のレジティマシーに基づいたパーソナリティ像を反映していることが考えられた。 |