カワグチ ヒロシ
川口 洋
文学部日本文化学科
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タイトル | 古天気・作況・死亡データベース構築の構想 -18・19世紀の東北地方における死亡危機の要因解明に向けて- |
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担当区分 | 単著 |
発行所、発行雑誌又は発表学会等の名称 | 第25回公開シンポジウム「人文科学とデータベース」発表論文集 |
実施年月 | 2020229 |
分類 | 発表論文予稿 |
概要 |
北関東以北では18世紀初頭から100年以上にわたって人口が減少した。 黎明期の人口史家は、人口減少の主要因を宝暦、天明、天保期に発生した冷害にともなう凶作と考えた。1960年代末に歴史人口学が導入されると、死亡危機が頻発しており、既知の凶作年は死亡危機の一部に過ぎないことが確認された。 本稿では、筆者が陸奥国会津郡金井沢村で再発見した古文書史料をもとに、既開発の寺院「過去帳」分析システムを用いて、死亡危機と作況との関係を展望するとともに、古天気、作況、寺院「過去帳」データベースを基幹とする死亡危機の要因分析システム構築の必要性について述べる。p.67-74. |