カワグチ ヒロシ
川口 洋
文学部日本文化学科
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タイトル | 波崎町舎利地区の生活形態とその変容 |
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著者 | 田林明・川口洋・丸山浩明・洪顕哲・篠原秀一 |
単著・共著の別 | 共著 |
発行雑誌 | 筑波大学地域調査報告 |
発行所 | 筑波大学人文地理学教室 |
巻 | |
号 | 8 |
開始ページ | 95 |
終了ページ | 121 |
出版年月 | 19860300 |
掲載種別 | 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要) |
概要 | 景観の観察と聞き取り調査を通して、茨城県波崎町舎利地区における近年の生活形態を解明した。筆者は集落景観と伝統的家屋景観を観察した。舎利地区の集落景観は社寺を中心に民家が配置され、生け垣が卓越し、草屋根が残存するなど伝統的性格が残っている反面鉄筋コンクリートの家屋や大規模な作業舎が点在し、ブッロク塀が普及するなど、近年に生じた生活形態の変化が著しいことが推測された。また、伝統的家屋に共通する特色として寄棟型屋根を持つ平入り直屋である点、炊事舎である「カマバ」を主屋とは別棟にしている点などが上げられる。 |