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カワグチ ヒロシ
川口 洋
文学部日本文化学科
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| タイトル | 近代移行期の死亡構造を捉える時空間情報システムの必要性 -牛痘種痘法導入期の武蔵国多摩郡における子供の死亡数を例に |
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| 著者 | 川口洋 |
| 単著・共著の別 | 単著 |
| 発行雑誌 | アジア遊学 |
| 発行所 | 勉誠出版 |
| 巻 | |
| 号 | 113 |
| 開始ページ | 38 |
| 終了ページ | 43 |
| 出版年月 | 20080800 |
| 掲載種別 | 総説・解説(商業誌) |
| 概要 | 本稿では、幕末期の武蔵国多摩郡における牛痘種痘法の導入過程を復原した。さらに、牛痘種痘法の導入直後から中藤村原山における子供の死亡数が激減したことを裏付けた。この検討結果を多摩郡全域に敷衍して近代移行期の死亡構造を捉えるには、十九世紀の死亡者を記録し続けた寺院「過去帳」を分析する時空間情報システムを構築する必要がある。 |