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カワグチ ヒロシ
川口 洋
文学部日本文化学科
タイトル 「過去帳」分析システムを用いた史料吟味
著者 川口洋・上原邦彦・日置慎治
単著・共著の別 共著
発行雑誌 情報処理学会シンポジウムシリーズ『人文科学とコンピュータシンポジウム 論文集 文化情報学のパースペクティブ』
発行所 情報処理学会
2006
17
開始ページ 101
終了ページ 108
出版年月 20061200
掲載種別 研究発表要旨(全国大会,その他学術会議)
概要 本稿では、「過去帳」分析システムを構築して、子供の被葬者に付けられた戒名について吟味した。武蔵国多摩郡下9ヵ寺の寺院「過去帳」を検討した結果、流産や死産についても死亡届の提出を東京府が義務付けた明治13(1880)年7月の死亡届并埋葬證規則の施行にともない、流産児や死産児などに戒名の位号を付けて「過去帳」に記録する習慣が定着していったという作業仮説を提案した。

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