| カワグチ ヒロシ 川口 洋 
                            文学部日本文化学科
                         | |
| タイトル | 寺院「過去帳」データベースの構築 | 
|---|---|
| 著者 | 川口洋・上原邦彦・日置慎治 | 
| 単著・共著の別 | 共著 | 
| 発行雑誌 | 情報処理学会シンポジウムシリーズ 「人文科学とコンピュータシンポジウム 論文集 デジタルアーカイブ」 | 
| 発行所 | 情報処理学会 | 
| 巻 | 2004 | 
| 号 | 17 | 
| 開始ページ | 59 | 
| 終了ページ | 66 | 
| 出版年月 | 20041200 | 
| 掲載種別 | 研究発表要旨(全国大会,その他学術会議) | 
| 概要 | 寺院「過去帳」は、18世紀〜20世紀における死亡構造の変化を直接復原することのできる史料とみられるため、歴史人口学の研究方法を確立するうえで貴重な史料である。本研究では、「過去帳」データベースと「過去帳」分析プログラムから構成される「過去帳」分析システムを構築する。本システム構築の目的は、史料読解から人口学的指標算出に至る研究過程の短縮、研究過程の再現性の確保、史料保存、研究者間における史料と分析方法の共有の4点である。現在、武蔵国多摩郡下の4ヵ寺、約8,000人の死亡者に関する情報が本データベースに登録されており、死亡年齢と戒名の位号など5項目の指標を利用者側コンピュータに表示することができる。 |