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カワグチ ヒロシ
川口 洋
文学部日本文化学科
タイトル 牛痘種痘法導入期の武蔵国多摩郡における疱瘡による疾病災害
著者 川口洋
単著・共著の別 単著
発行雑誌 歴史地理学
発行所 歴史地理学会
43
1
開始ページ 47
終了ページ 64
出版年月 20010100
掲載種別 研究論文
概要 武蔵国多摩郡における牛痘種痘法の導入・普及過程とその普及に伴う疱瘡による子供の死亡数の変化について考察した。主要史料としたのは、疱瘡神を祭る祈祷を行っていた中藤村原山に住む陰陽師の日記である。多摩郡では、嘉永3(1850)年2月に牛痘種痘法が導入され、1860年代には相当程度普及した。中藤村原山では、牛痘種痘法が導入された嘉永5(1852)年11月以降、疱瘡による子供の死亡数が急速に減少した。

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