トミタ アキトシ
富田 瑛智
心理学部心理学科
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タイトル |
単純接触効果における知覚的補完の影響 |
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著者 | 富田瑛智 |
単著・共著の別 | 単著 |
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出版年月 | 2013 |
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概要 |
" 刺激と繰り返し接することでその刺激の評価がポジティブに変化する現象を単純接触効果と呼ぶ.この効果は接触時と評定時に対象が物理的に同じ状況で実験的に検討されてきたが,現実場面では見るたびに刺激の見えが異なる状況も多い.例えば,接触時では刺激の一部が隠れていたが,評定時には隠れていないなどである.我々は刺激の一部が隠れていたとしても隠れた部分を脳内で補い(アモーダル補完),物体の同一性を判断できる.本研究ではこのアモーダル補完現象を利用し,物理的な入力と脳内で補完されて保持されたイメージのどちらが単純接触効果に強い影響を与えているのか,無意味刺激,有意味刺激を用いて検討を行った.本研究により得られた結果から,単純接触効果の新たなモデルの提案を行った.すべてを担当した." |