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ヤマギワ アキラ
山際 彰
タイトル 「近々」の語誌
著者 山際彰
単著・共著の別 単著
発行雑誌 国語語彙史の研究 第三十六集
発行所 和泉書院
開始ページ 306
終了ページ 320
出版年月 2017
掲載種別 研究論文
概要 「近々」(ちかぢか・きんきん)はともに空間的意味を担っていたが、後者は中世後期頃、前者は近世〜近代に未来を表すようになること、二語が未来を表す場合には「に」優勢だったのが次第に無助詞優勢になることを明らかにした。また、二語が使用される以前にあたる古代では、「このごろ」や「近し」といった多義語や「今」+助動詞「む」などによって文脈依存的に未来を表していたことを述べた。

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