ワタナベ エミ
渡邊 英美
現代生活学部食物栄養学科
|
|
タイトル | 学会分類2013コード4に相当する嚥下調整食を対象としたかたさの簡易評価方法 |
---|---|
著者 | 渡邊英美,床井多恵,高田耕平,松田梨江,太田紗彩,八十田あかね,窪田沙代,佐野千春,栢下淳,小切間美保 |
単著・共著の別 | 共著 |
発行雑誌 | 日本摂食嚥下リハビリテーション学会雑誌 |
発行所 | 日本摂食嚥下リハビリテーション学会 |
巻 | Vol. 25 |
号 | |
開始ページ | 215 |
終了ページ | 221 |
出版年月 | 202112 |
掲載種別 | 速報,短報,研究ノート等(学術雑誌) |
概要 | 棒と電子秤を用いた方法(秤法)および凸型キャップとペットボトルを用いた方法(PB法)の2種類のかたさの簡易評価方法を検討した.加工食品および生鮮食品34種類を試料としてクリープメータで押し込み測定を実施し,歪率0〜90%における最大値をかたさとした.秤法では,電子天秤の上にのせた試料を直径5mmの棒で押し込み,貫通するまでに表示された最大重量を測定値とした.PB法では,ペットボトルに凸部の直径5mmのキャップを装着し,キャップを下にした時の先端の圧力が100kPaまたは200kPaになるように水を入れた.試料の中央にのせたキャップの凸部がボトルの重さで貫通した場合をかたさ100kPa未満または200kPa未満と判定した.秤法で得られた値をかたさに対してプロットすると秤法=かたさの直線に近く,Spearmanの相関係数は0.956〜0.969と強い正の相関が認められた.PB法では,100kPa未満,100kPa以上200kPa未満,200kPa以上の3段階で判定を行うことができた. |