ヨダ メグミ
依田 恵美
文学部日本文化学科
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タイトル | 近世前期上方語の動詞音便形をめぐって―バ・マ行四段動詞を中心に― |
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講演者 | 依田恵美 |
担当区分 | 単著 |
会議名 | 大阪大学国語国文学会 |
開催年月日 | 200601 |
主催者 | |
開催地 | 大阪大学(大阪府) |
概要 | 抄物や近松世話物浄瑠璃、洒落本等を調査し、バ・マ行四段動詞の音便形について、併存する状況からウ音便形が衰退して撥音便形のみとなる歴史的な流れを明らかにした。また、ウ音便形が衰退後に役割語的に使用された実態を指摘し、四段動詞全体の音便形の使用状況・衰退時期を整理した。これらを基に、今後役割語の観点が、これまで歴史的な研究で触れられて来なかった部分も含めた新しい日本語史の把握を可能にすると主張した。 |