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ヨダ メグミ
依田 恵美
文学部日本文化学科
タイトル 動詞の音便形についての歴史的研究――サ行四段動詞のイ音便化阻止要因と超重音節の忌避――
講演者 依田恵美
担当区分 単著
会議名 The First Southern California Student Workshop on Japanese Linguistics: From the Functional, Generative, and Historical Perspectives.
開催年月日 200302
主催者
開催地 Royce 243, EALC Department Lounge, University of California at Los Angeles.
概要 中央語においては中世からサ行四段動詞のイ音便が活発に用いられた。しかし、「召す」などの一部の語はイ音便化せず、語幹末母音がeであること等が理由として議論されてきたが、同じくイ音便化しない「申す」については有力な理由が見つかっていない。そこで音節構造に着目し、現代語に見られる超重音節の忌避が中世でも機能していたために「申す」が音便化しなかったと考えられることを述べた。

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