ヨダ メグミ
依田 恵美
文学部日本文化学科
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タイトル | 西洋人キャラクタを中心とした役割語としてのカタコト日本語の研究―表現手段の変遷と二次的ステレオタイプ― |
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著者 | 依田恵美 |
単著・共著の別 | 単著 |
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出版年月 | 201509 |
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概要 |
博士論文 フィクションに見られる、外国人の登場人物が話すカタコトの日本語を取り上げ、表現手段の特徴と使用の背景を歴史的に考察した。西洋人の登場人物が戦後、陽気さと結びつけられてきたことや、カタコトの日本語が陽気さと結びつく点が話者の正体を隠す手段として利用されてきたこと、役割語の形成過程の一つに、日本語母語話者が外国人に対して用いる日本語を発端とする「二次的ステレオタイプ」が存在する可能性を指摘した。 |