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ヨダ メグミ
依田 恵美
文学部日本文化学科
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| タイトル | 映画『シン・ゴジラ』の役割語(2)――「ネイティブな英語」だからこそ表せるカヨコ・アン・パタースン |
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| 著者 | 依田恵美 |
| 単著・共著の別 | 単著 |
| 発行雑誌 | 「〈役割語〉トークライブ!」第18回 |
| 発行所 | 研究社WEBマガジンLingua |
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| 出版年月 | 201910 |
| 掲載種別 | その他記事 |
| 概要 | 日系三世のパタースンのセリフは、英語交じりの日本語であり、丁寧語がなく、〈女ことば〉が用いられている。英語が交じる点には「意識高い系」と呼ばれる話し方とも似た特徴が存する。これらは切れ者、かつ他を圧倒する人物として彼女を仕立てており、東洋人的な特徴も付与している。これまで〈女ことば〉や〈英語交じりの日本語〉と結びつくとされてきた人物像からずらすことによって、新たな人物像が表現されていると言える。 |