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ヨダ メグミ
依田 恵美
文学部日本文化学科
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| タイトル | 映画『シン・ゴジラ』の役割語(1)――〈役割語〉からのずらしが生み出す尾頭ヒロミ |
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| 著者 | 依田恵美 |
| 単著・共著の別 | 単著 |
| 発行雑誌 | 「〈役割語〉トークライブ!」第17回 |
| 発行所 | 研究社WEBマガジンLingua |
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| 出版年月 | 201909 |
| 掲載種別 | その他記事 |
| 概要 | 映画『シン・ゴジラ』では登場人物の大半が、早口で話し、丁寧語を用いる。これらは発話者と、頭が切れることや組織の一員であることを結びつけると見られる。鑑賞者の人気を得た尾頭ヒロミは、独話で〈女ことば〉を用いる以外は、他の男性の登場人物と同様の話し方をする。彼女が注目された理由は、彼女のセリフや話し方が特異なのではなく、従来〈女ことば〉と結びつけて描かれてきた女性像からずらされているためだと言える。 |