閉じる

フジムラ タイチロウ
藤村 太一郎
現代生活学部食物栄養学科
タイトル X線小角散乱法による乳化香料(フレーバー)の相構造解析とその官能評価への応用(Phase structural analysis of emulsion flavor by small-angle X-ray scattering using synchrotron radiation and application to its sensory evaluation)
著者 藤村太一郎、矢追隆利、佐伯大輔、松山秀人、佐藤眞直
単著・共著の別 共著
発行雑誌 平成29年度 SPring-8 産業新分野支援課題・一般課題(産業分野)実施報告書(2017B)
発行所
開始ページ 131
終了ページ 133
出版年月 201808
掲載種別
概要 乳化香料中のミセルの界面状態を解析するため、X線小角散乱の測定を行い、それらの官能評価との関係性を評価した。この測定法は、散乱プロファイルから直接、粒子の情報を導きだす手法で、その結果、球状のプロファイルを示し、広い分散幅を保持していた。乳化している香料化合物の徐放挙動の違いによって官能評価が異なるのは、その皮膜層の厚さが影響を及ぼしていると考え、乳化剤の分子長から皮膜層の厚さを推定した。

閉じる