ヨシダ マサアキ
吉田 雅昭
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タイトル | 鈴木重幸の学校文法批判について-戦後文法教育をどう捉えるか- |
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著者 | 吉田雅昭 |
単著・共著の別 | 単著 |
発行雑誌 | 帝塚山大学子育て支援センター紀要 |
発行所 | |
巻 | 4 |
号 | |
開始ページ | 36 |
終了ページ | 45 |
出版年月 | 202303 |
掲載種別 | |
概要 | 鈴木重幸という戦後から平成期に活躍した日本語研究者を中心に、民間教育運動や学校文法 批判と共に、学校文法の内容について考察するものである。鈴木は東京大学で国語学を専攻し 、典型的な学者として生涯を過ごしたが、学生時代から民間教育団体で活動従来のアカデミズムと一線を画すところがあった。 学校文法は戦前を代表する国語学者、橋本進吉の理論に基づくが、日本語における単語認定が曖昧で、単語を無意味に分離するような考えだと捉 え、その問題点を鈴木は厳しく批判した。 |