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ウエシマ キョウコ
上島 恭子
現代生活学部食物栄養学科
タイトル Correlations between “hie-sho” interview score and progesterone, fat intake, and Kupperman index in pre- and postmenopausal women
著者 Yuki Uchida ・ Kyoko Ueshima ・ Koko Kano ・ Mayuko Minami ・ Yuri Mizukami ・ Keiko Morimoto
単著・共著の別 共著
発行雑誌 The Journal of Physiological Sciences 
発行所
Vol.69
開始ページ 673
終了ページ 681
出版年月 2019
掲載種別 研究論文
概要 「共同研究につき,本人担当部分抽出不可能」
日本人女性の多くは、冷え症と呼ばれる症状を経験している。しかし、冷え症と女性ホルモンの関係は明らかにはされていない。そこで、閉経前(pre群n=9, 平均47.1歳)、閉経後(post群n=11, 平均52.5歳)女性において、環境温25℃の実験室で、冷え症10インタビュー、クッパーマン指数に回答させ、体重、体脂肪率を測定後、E2、P4、TGを測定し、2日間の食事調査を実施した。冷えの程度と女性ホルモン、脂質摂取量、クッパーマン指数の相関を調べた結果、冷え症スコアはpre、post群間に有意差はなかった。しかし、血漿P4濃度と冷え症スコアにおいてpost群でのみ正の相関があった。実験結果から、P4は閉経後女性の冷えの程度と関係があることが示唆された。また、脂質摂取量(コレステロール、アラキドン酸、ドコサペンタエン酸)と血漿中性脂肪濃度、更年期症状は、閉経前女性において冷えの程度と関係があることが示唆された。

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