スギムラ トモコ
杉村 智子
教育学部こども教育学科
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タイトル | 絵本における視覚的錯覚を利用した表現技法の検討:錯視・多義図形・不可能図形を中心に |
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著者 | 杉村智子 |
単著・共著の別 | 単著 |
発行雑誌 | 帝塚山大学教育学部紀要 |
発行所 | 帝塚山大学教育学部 |
巻 | Vol.6 |
号 | |
開始ページ | 27 |
終了ページ | 37 |
出版年月 | 2025 |
掲載種別 | 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要) |
概要 | 日本で出版された絵本や児童書を対象とし、視覚的錯覚の表現技法が用いられている事例集取とその内容分析を行った。知覚的錯覚を利用した絵本や児童書を、①子ども向けの図鑑や説明本で児童書の意味合いが強いもの、②物語性やテーマ性があり絵本の意味合いが強いものに分類した。①に分類された児童書を利用して、知覚的錯覚表現技法のカテゴリーを作成した。大分類を、錯視系、多義系、不可能系、立体視系の4つとし、それぞれをさらに小分類した。これらのカテゴリーを用いて、②に分類された絵本をa)複数の錯覚技法が盛り込まれているものと、b)同一の錯覚技法が全体にわたって用いられているものに分類し、それぞれの代表事例について錯覚表現技法の内容分析を行った。 |