スギサキ タカヒデ
杉﨑 貴英
文学部日本文化学科
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タイトル | 『いしかわの霊場-中世の祈りとみほとけ-』 |
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著者 | 石川県立歴史博物館遍 |
担当区分 | 分担執筆 |
出版社 | 石川県立歴史博物館 |
出版年月 | 20230722 |
担当範囲 | 総説「能登 霊場の古仏への視点」(pp.12-15)、資料解説(pp.120-137、仏像彫刻を中心に参考資料を含めて75件)のうち23件(うち2件は共同執筆) |
概要 | 同館の令和5年度夏季特別展に際して編集・刊行された展覧会図録。同展の趣旨文を掲げておく。「霊場とは多くの信者の参詣を許す開かれた聖地のことです。平安時代後期以降、高野山や熊野三山といった全国規模の霊場が成立し、石川県下でも十二世紀頃に白山・石動山が霊場化したとみられます。こうした全国的な霊場の発生に呼応し、より小規模で在地社会に密着した「在地霊場」も誕生しました。県内でも多くの在地霊場があったと考えられますが、戦乱や社会構造の変化に伴い一部は廃絶し、また一部は寺院や神社として存続し今に至ります。/本展では石川県内における霊場の成立、および中世における展開を、今に残る霊場を中心に紹介します。出品資料の多くは県内各地の寺社で現在まで大切に守り伝えられてきたものです。本展にお越しいただき、霊場へ人々が捧げた「祈り」を感じていただければ幸いです。」 |