スギサキ タカヒデ
杉﨑 貴英
文学部日本文化学科
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タイトル | 「安田靫彦筆《夢殿》に描かれた錫杖をめぐって-明治末・大正初期における歴史画と考古学、その一断章-」 |
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講演者 | 杉崎貴英 |
担当区分 | 単独 |
会議名 | 文化史学会大会 |
開催年月日 | 20101204 |
主催者 | 文化史学会 |
開催地 | 同志社大学 |
概要 | 歴史画で知られる日本画家・安田靫彦(1884〜1978)の初期の代表作として名高い表題作(大正元年〔1912〕)の画中に描かれた錫杖が、明治40 年の陸地測量部による剱岳の「初登頂」において発見された銅製錫杖頭(国指定重要文化財、富山県[立山博物館]蔵)を典拠としていることを指摘、表題作の成立に新たな理解を補足し、あわせて当期の歴史画制作と「考古学」との交差の様相を論じた。 |