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スギサキ タカヒデ
杉﨑 貴英
文学部日本文化学科
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| タイトル |
「高岡市 等覚山蓮華寺ノート-本尊十一面観音立像と中世の寺史に関する所伝をめぐって-」 |
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| 著者 | 杉崎貴英 |
| 単著・共著の別 | 単著 |
| 発行雑誌 | 『富山史壇』 |
| 発行所 | 越中史壇会 |
| 巻 | |
| 号 | 182号 |
| 開始ページ | 37 |
| 終了ページ | 58 |
| 出版年月 | 201702 |
| 掲載種別 | 速報,短報,研究ノート等(学術雑誌) |
| 概要 | 越中国分尼寺の旧跡である可能性がかつて説かれ、現在は否定的な見方が強い表題の寺院を、中世寺院の後裔としてとらえ直すための視点提示を意図したもの。本尊(県指定文化財)については天冠台に着目して制作時期を13世紀第2四半期に求めた上で、近世の地誌や縁起にみえる中世関係の所伝を分析し、延慶2年(1333)という中興年が何らかの史実を反映する可能性、中世には律宗寺院あるいは国分尼寺であった可能性を推測した。 |