モリ エミ
森 枝美
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タイトル | 山本宣治の「人生生物学」講義の意義と限界―学生のレポート分析を通して― |
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著者 | 柴本枝美 |
単著・共著の別 | 単著 |
発行雑誌 | 教育方法学研究(日本教育方法学会紀要) |
発行所 | |
巻 | 31 |
号 | |
開始ページ | 121 |
終了ページ | 132 |
出版年月 | 200603 |
掲載種別 | |
概要 | 山本宣治の「人生生物学」講義における評価課題を検討し、実践としての同講義の意義と限界を示した。レポートでは、文献に示された理論から科学的な知識を習得することが期待されていた。学生のレポートの大半は、遺伝学や進化論などの文献を要約、一部抜粋したものであり、山本がいう「推理思索法」が必ずしも実現されていたとはいえない。しかし文献を読み科学に対峙している点では、「人生生物学」講義の目的の一つが実現されていたと評価できる。 |