ミヤタ チエ
宮田 知絵
教育学部こども教育学科
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タイトル | 「唱歌〈たなばたさま〉学際的手法による演奏解釈と歌唱表現法 -七夕(たなばた)祭事の受容と、その象徴たる竹への思いを踏まえて-」 |
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著者 | 宮田 知絵 |
単著・共著の別 | 単 |
発行雑誌 | 帝塚山大学子育て支援センター紀要 |
発行所 | 帝塚山大学 |
巻 | 4巻 |
号 | |
開始ページ | 15 |
終了ページ | 27 |
出版年月 | 201903 |
掲載種別 | 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要) |
概要 | 五節句の「七夕」を主題とした唱歌〈たなばたさま〉に関し、本曲を「国民学校の曲集の中で最高の収穫」と評した赤井励(2000.)の評価の再吟味を兼ね、かつて述べられなかった視点から論述。七夕祭りの源流と日本での定着と受容史を『古事記』『日本書紀』『荊楚歳時記』『和漢朗詠集』等々の古典籍から探り、本曲の旋律については、そのラインを谷型・山型・上行・下降、の進行に分類。歌詞を構成する全62モーラの出現頻度を分析し、圧倒的なA母音の頻出を指摘。子音Sに関しての表現効果にも言及した。表現学会全国大会での研究発表に、新たな視点と知見を加えた論述。 |