イワハシ アキコ
岩橋 明子
現代生活学部食物栄養学科
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タイトル | 減塩への配慮状況と栄養素等摂取量との関連:NIPPON DATA2010 |
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著者 | 岩橋明子、由田克士、荒井裕介他12名 NIPPON DATA研究グループ |
単著・共著の別 | 共著 |
発行雑誌 | 日本循環器病予防学会誌 |
発行所 | 一般社団法人 日本循環器病予防学会 |
巻 | Vol.53 |
号 | No.1 |
開始ページ | 37 |
終了ページ | 47 |
出版年月 | 201803 |
掲載種別 | 研究論文 |
概要 |
減塩への配慮状況が実際の食塩や栄養素等摂取量とどのように関連するのかについて、NIPPON DATA2010への参加者を対象に検討した。性別に循環器疾患の既往(高血圧、脳卒中、心臓病、腎臓病)の有無と減塩に対する配慮の有無により分類し、エネルギー、栄養素、食塩摂取量の関係を比較した。 男性では、循環器疾患の既往の有無が減塩配慮と実際の減塩行動との関連に関連していることが推測された。しかし、女性では既往の有無にかかわらず、差は認められなかった。循環器疾患の既往がない者に対しても、身近で減塩に関する正しい知識を会得できる機会を増やしていくことや、加工食品の低塩化など食品の環境的アプローチも同時に進めることが高血圧予防に必要であると考えられた。 |