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イワハシ アキコ
岩橋 明子
現代生活学部食物栄養学科
タイトル 奈良県民の健康寿命の延伸に向けた食生活上の現状と課題-平成23年県民健康・栄養調査結果から-
著者 岩橋明子
単著・共著の別 単著
発行雑誌 帝塚山大学現代生活学部紀要
発行所 帝塚山大学現代生活学部
第11号
開始ページ 13
終了ページ 21
出版年月 201502
掲載種別 研究論文
概要 市販食品や外食の栄養成分の改善は、多くの人に影響を与え、特に食生活に対して無関心な層や時間等の条件により実行しにくい層に大きな影響をもたらすことが期待できる。そこで、奈良県における県民健康・栄養調査の結果データを用いて、外食や調理済み食の利用者の食生活の特徴を明らかにし、効果的な施策の実施のための基礎資料を得ることを目的として研究を実施した。食塩の摂取について特徴は見られなかったが、野菜及び果物の摂取について外食や調理済み食の利用者で摂取量が少なかった。このため、外食及び調理済み食での野菜や果物の提供を増やすことが重要な課題である。これらを効果的に推進するため、今後、ヘルシーメニューを提供する飲食店を増加させるような制度や、その利用を促すための支援方法についての検討が必要である。

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