| ニシオ モトノブ 西尾 元伸 
                            文学部日本文化学科
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| タイトル | 泉鏡花『紫障子』の京都、奈良―「自働車」の走る怪異譚― | 
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| 著者 | 西尾元伸 | 
| 単著・共著の別 | 単著 | 
| 発行雑誌 | りずむ | 
| 発行所 | 白樺サロンの会 | 
| 巻 | |
| 号 | 9 | 
| 開始ページ | 19 | 
| 終了ページ | 32 | 
| 出版年月 | 202003 | 
| 掲載種別 | 研究論文 | 
| 概要 | 泉鏡花『紫障子』は、奈良、京都を訪れた「作者」の友人が巻き込まれた怪異譚について述べた作品である。本論では、先行の作品成立論によって明らかにされてきた作品の素材などを視野に入れつつ、「作者」による語りに注目した。本作の怪異が生成されるにあたっては、怪異の当事者だけではなく、その語り手であるところの「作者」の関与が顕著である。そうした作品構造を考察した上で、怪異の真相を読み取とることを試みた。 |