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オクムラ ユミコ
奥村 由美子
学長
タイトル 厚生労働科学研究費補助金長寿科学総合研究事業報告書
著者 朝田隆,池嶋千秋,野瀬真由美,児玉千稲,増田元香,奥村由美子
担当区分 共著
出版社
出版年月 20090200
担当範囲 若年性認知症の実態と対応の基盤整備に関する研究 アンケート調査:当事者・家族調査の報告書
概要 本報告書は、朝田らによる「若年性認知症の実態把握のための研究」(2006-2008年)のうち、当事者と家族調査についてまとめたものである。患者のADLは比較的保たれている状態から全介助まで幅広く分布し、認知症の基礎疾患はアルツハイマー病が最多であった。家族の約6割が抑うつ状態にあり、介護負担度や副介護者の有無と強く関連していた。発症年齢が若いほど経済的負担は重く、多くの家族が制度や施設整備が不十分であると感じていた。これらの問題点を国民一般に広く知ってもらうことや、継続的に行政に訴え理解してもらう必要がある。

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