オクムラ ユミコ
奥村 由美子
学長
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タイトル | 痴呆患者の自己評価能力 |
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講演者 | 小林由美子,松田実,藤本直規,生天目英比古,中村和雄 |
担当区分 | 共著 |
会議名 | 第16回日本失語症学会総会 |
開催年月日 | 19921200 |
主催者 | 日本失語症学会 |
開催地 | 東京都 |
概要 | 一般にAlzheimer型痴呆では早期に病識が失われるのに対して脳血管性痴呆では比較的末期まで病識が保たれるとされるが、系統だった検討は少ない。そこで、痴呆外来を受診した患者24名に、知能検査とともに自己の能力についての評価を尋ね、家族や検者らによる客観的評価と比較した。その結果、全24例についてもAlzheimer型痴呆の15例についても、知能検査の成績と自己評価能力の程度との相関は必ずしも強くなく、自己評価する内容が知能の程度や日常生活能力というように異なると、乖離の傾向も異なっていた。 |