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オクムラ ユミコ
奥村 由美子
学長
タイトル 修正型無けいれん性通電療法による躁転・発熱の予防の試み-悪性症候群既往を有する患者の経験から-
著者 谷向知, 朝田隆,飯島佳路,小倉宏三,根本清貴,奥村由美子
単著・共著の別 共著
発行雑誌 Bipolar Disorder 
発行所
4
開始ページ 19
終了ページ 24
出版年月 20060800
掲載種別 研究論文
概要 悪性症候群、セロトニン症候群の既往を有し、m-ECT施行後に躁転、体温上昇がみられたBipolar Ⅱ Disorder患者について検討した。SSRIは、m-ECTの効果を増強する作用はないとする報告がみられるが、本症例の経験からSSRIにも増強作用があるのではないかと考えられた。ブロモクリプチンを併用してm-ECTを施行した場合には、本症例でみられた体温上昇はみられなくなった。ブロモクリプチンは何らかの作用により、体温上昇が抑えられたのではないかと推察された。

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