オクムラ ユミコ
奥村 由美子
学長
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タイトル | ケアを視野にいれた認知症の入院とその効果について(第6回石崎賞受賞) |
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著者 | 谷向知,池嶋千秋,飯嶋佳路,奥村由美子,白川洋子,朝田隆 |
単著・共著の別 | 共著 |
発行雑誌 | 日本認知症ケア学会誌(第7回認知症ケア学会大会プログラム・抄録集) |
発行所 | |
巻 | 5 |
号 | (2) |
開始ページ | 292 |
終了ページ | 292 |
出版年月 | 20060900 |
掲載種別 | 研究発表要旨(全国大会,その他学術会議) |
概要 | 認知症患者への1-6週間程度の入院診療によって、我々の経験では認知機能障害の程度が進行した症例はみられなかった。退院後、在宅介護を行なう中で認知症の進行を訴える家族があるが、これは介護教育を通じて介護者が認知症の本人に関心を持ち、これまで気づかなかった症状について的確に判断できるようになったための一過性のものであった。独居の場合には、入院精査を通して起床時から就寝までの観察評価を行うことにより服薬や摂食などの問題が鮮明になり、施設内での対応も含め、退院後の円滑な生活や介入が可能になったケースを認めた。 |