オクムラ ユミコ
奥村 由美子
学長
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タイトル | 心理検査を用いた作話の判定と家族指導の試み |
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著者 | 谷向知,三浦利奈,有園陽子,奥村由美子,久世淳子 |
単著・共著の別 | 共著 |
発行雑誌 | 第4回日本痴呆ケア学会大会抄録集 |
発行所 | |
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号 | |
開始ページ | 80 |
終了ページ | 80 |
出版年月 | 20031100 |
掲載種別 | 研究発表要旨(全国大会,その他学術会議) |
概要 | 病院の物忘れ外来を受診する痴呆性高齢者を対象に、日常で介護者の混乱を招きやすい作話について、①作話がみられる痴呆性高齢者を既存の検査を用いて判定することは可能か、②作話の実態を介護者に上手く理解していただく検査は何か、を検討した。初診時に検査できるMMSEでは、3単語再生の正答数は作話あり群で高く、得点化されないが自由再生の中で虚再認が増加していた。作話を認める痴呆性高齢者では発話量全体が多く、作話を認めない群では、自信をもてないものに対して抑制的な行動パターンを示す可能性があるのではないかと考えられた。 |