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オクムラ ユミコ
奥村 由美子
学長
タイトル 重度の発語失行を呈した脳梗塞の1例
著者 鈴木則夫,松田実,生天目英比古,藤本直規,中村和雄,小林由美子
単著・共著の別 共著
発行雑誌 第16回日本失語症学会総会プログラム・講演抄録
発行所
開始ページ 113
終了ページ 113
出版年月 19921200
掲載種別 研究発表要旨(全国大会,その他学術会議)
概要 症例(48歳男性、右利き)は肥大型心筋症、心不全にて循環器科での治療中
   であったが、突然の発語不能と右上下肢脱力をきたした。麻痺は24時間以内に消失
   したが発語障害は残存し、言語障害の評価と訓練を開始した。母音の口型、舌位置、
子音の構音点を模式図により説明し、母音2音節単語より構音指導を行なった。1
ヵ月間の訓練で5音節単語の発語が可能になったが、発話速度の低下、音節間の移
行のぎこちなさ、dysprosodyは持続した。

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