オクムラ ユミコ
奥村 由美子
学長
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タイトル |
今日の精神科治療2000 Ⅳ社会・生活療法 「回想法」 |
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著者 | 奥村由美子 |
単著・共著の別 | 単著 |
発行雑誌 | 臨床精神医学 |
発行所 | アークメディア |
巻 | 第29巻 |
号 | 増刊号 |
開始ページ | 269 |
終了ページ | 272 |
出版年月 | 20001200 |
掲載種別 | 総説・解説(学術雑誌) |
概要 | 回想法は、高齢者の回想が否定的な行為とされていた時期を経てButler,R.N.により肯定的な意味づけがなされ、Erikson,E.Hが唱える自我発達の最終課題「自我の統合」の達成につながる可能性も指摘されている。わが国では、痴呆性高齢者に対するグループ回想法の有効性が積極的に研究されている。その効果として、主に不安感の軽減、意欲の向上、周囲への関心の高まり、対人交流の円滑化などが期待できる。さらに、痴呆性高齢者に回想法を実践するための方法と留意点を解説した。(総説) |