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タナカ マサコ
田中 雅子
経済経営学部経済経営学科
タイトル 若手成員の経営理念浸透プロセスとシンボルの重要性-堀場製作所の事例
著者
単著・共著の別 単著
発行雑誌 『経営哲学』
発行所
第11巻
第1号
開始ページ 32
終了ページ 46
出版年月 20140300
掲載種別 研究論文
概要 文部科学省科学研究費補助金(基盤研究C)研究22530387。本稿の目的は、若手成員に焦点をあてることで、経営理念浸透の初期段階におけるプロセスを明らかにすることである。その際、理論枠として援用するのが、「シンボリック相互作用論」である。この理論は、行為者の観点に立ち、他者との相互作用のなかで意味が編成・再編成されるということ、また、相互作用の過程にシンボルが介在するという点に特徴がある。これらは職場経験の浅い若手成員の理念浸透を検討する際に重なり合う部分が多く、有益な視点を提供してくれると考えられる。そこで、理論から導出できる「指示」「解釈」「理解」「行動」をキーワードに、その関係性を検討することで、若手成員が理念を自分のものにしていくプロセスを明らかにし、それら発見事実を元に浸透施策を提示したい。

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