日常生活上の健康管理・学校感染症について心身の健康学校感染症を予防するために1. 手洗い・うがいを習慣にしましょう。2. 「栄養・睡眠」を十分とり、体力を維持しましょう。3. 咳エチケットを徹底しましょう。学校感染症と診断された場合P.70の表に従い、出席停止となります。医師の許可があるまで大学に登校せず自宅療養してください。大学での手続き 医師からの登校許可後に手続きを行ってください。但し、定期試験を欠席する場合は、速やかに教学支援課に連絡をしてください。手続きは、「公認欠席(罹患)届」に医療機関で記入してもらった「学校感染症治癒証明書」(大学指定様式)を添付のうえ、教学支援課に提出してください。なお、学校感染症治癒証明書の提出が難しい場合は、学校感染症の罹患と治療が証明され、登校を許可する旨が記載された医師の診断書が69必要となります。 近年、喫煙、飲酒、運動不足、睡眠不足、食生活の乱れにより、若い人でも生活習慣病を患うリスクが非常に高くなっています。日頃から規則正しい生活習慣を心がけ、自分の健康は自分で守りましょう。1.栄養バランスのよい食事を取りましょう。 1日3回のバランスの良い食事を心がけましょう。特に朝ごはんは一日の活動を始めるうえで大事なエネルギー源です。必ず食べるようにしましょう。体格指数(ボディ・マス指数) BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)18.5未満〔低体重(やせ)〕、18.5以上25未満〔普通体重〕、25以上〔肥満〕です。無理なダイエットはせず、適正な栄養状態、栄養素、カロリー摂取を心がけましょう。また暴飲暴食や過度な偏食を避け肥満や生活習慣病予防に努め、自分の健康体重を維持する自己管理能力を身につけましょう。2.心身のバランスを整えましょう。 私たちの身体は1日の始まりに朝日を浴びることで、体内時計がリセットされ、規則正しい生活リズムに調整されます。また、十分な睡眠の効果として、勉強や活動によって生じた疲労の回復や脳の休息、記憶の整理定着、免疫機能アップ、体の修復等があります。定期的に身体をリラックスさせたり、自分自身を見つめる時間を作ったりして、心身のケアを行いましょう。そして、自分に活力を与えてくれるような趣味やスポーツ、ボランティア等を見つけて有意義な大学生活にしていきましょう。3.運動する習慣を身につけましょう。 大学生は、心身の発育、発達の充実期にあたる重要な時期です。体力があるからといっても運動は不可欠です。運動不足は、生活習慣病との深い関係が明らかになっています。活発な運動を行うと、消費エネルギーが増え、体力が向上し、身体機能が活性化することにより糖や脂質の代謝が活発となり、内臓脂肪の減少が期待されます。その結果、血糖値や脂質異常、血圧の改善により生活習慣病の予防につながります。 運動時には、持久力を中心とした運動(速歩やジョギングなど)や、筋力を中心とした運動(筋カトレーニングなど)、また、その前後にストレッチングを加えた準備・整理運動などをバランス良く行いましょう。体力に応じた運動を選択することにより、運動を効果的に安全に行うとともに爽快感が得られ、不安な気持ちを改善するなどの心理的な効果も期待できます。 学生時代から、定期的に運動をする習慣を身につけ、生涯にわたる健康・体力づくりを実践しましょう。 大学は非常に多くの人が出入りする場所です。集団生活の場である学校においては予防すべき感染症が定められています(学校感染症:P.70を参照)。予防には各学生が感染症の対策を行うことが大変重要です。・マスクを着用する。・咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖を使って口や鼻を押さえる。4. 咳や発熱が続くときは早急に医療機関を受診しましょう。5. 予防接種が推奨されている疾患は、感染経験が無く、予防接種を受けていない場合は、医師と相談のうえ、予防措置をとりましょう。(インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、百日咳、麻しん、流行性耳下腺炎、風しん、水痘など)6. 海外旅行中や帰国後に、発熱、発疹、下痢やおう吐などの症状が出たら、必ず医療機関を受診しましょう。日常生活上の健康管理学校感染症について
元のページ ../index.html#73