AIDS 後天性免疫不全症候群について正しく知ろうエイズとは〜HIVに感染するとどうなるの?〜 エイズとはHIV(ヒト免疫不全ウィルス)に感染して起こる病気です。感染すると免疫力が低下し、健康な人であれば何ともない菌やウイルスで様々な病気が起こります(エイズ発症)。 しかし、感染を早期に発見し医療機関に受診しながら服薬治療をすることでエイズ発症を抑えることが可能です。「感染=死」ではありません。 日本ではHIV感染者は20~30代に集中しており、性感染症の感染者も若者を中心に増えていて、HIV感染者も増加すると危惧されています。HIVの感染源は3つ!日常的な接触(握手、コップの共有、風呂等)では感染しません検査を受けましょう HIV検査は全国のほとんどの保健所等で無料・匿名で検査が受けられます。有料ですが、医療機関でもHIV検査は受けられます。陰性であればその日のうちに結果が判明する「即日検査」を実施している保健所も増えています。プライバシーは保護されていますので、少しでもHIV感染の心配があれば、検査を受けましょう。3つの感染経路性行為による感染血液感染母子感染エイズ予防財団携帯電話から:03-5259-1815(有料)フリーダイヤル:0120-177-812(平日10:00~13:00、14:00~17:00)全国の保健所でも検査・相談を行っています奈良市保健所保健予防課0742-93-8397性感染症(HIV・梅毒・肝炎)の相談、検査が匿名・無料で受けることができます。※各保健所により、検査の曜日・時間帯が異なりますので事前に確認してください。感染予防のためにHIVの感染を予防するには、より安全な性行為(SaferSex)を心がけましょう。SaferSexとは、コンドームを正しく使用して、精液、膣分泌液、血液などが直接触れないようにすることです。使用済みの注射器には、HIVの含まれた血液が残っている場合があるため、回し打ちなどで感染します。また、HIV検査目的で献血をすれば、輸血された患者さんにウイルスを感染させてしまう恐れがありますので、絶対にやめましょう。妊娠したら、産婦人科で受ける「妊婦検診」でHIV検査を受けることができます。もし、母親が感染していることがわかっても、妊娠中から医師の治療を受けることにより、赤ちゃんに感染しないように対策をとることができます。参照HP(エイズ予防情報ネット)https://api-net.jfap.or.jp参照HP(奈良県疾病対策課)http://www.pref.nara.jp/20235.htmAIDS 後天性免疫不全症候群について正しく知ろう身身近近ににああるる危危険険81エイズに関する相談窓口
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