学生手帳2024
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 ウイスキー  (アルコール度数43度) 身近にある危険飲酒について回復体位下あごを前に出し、両肘を曲げて上側の手をあごの下にあてがい、上側の膝を90度曲げ、後ろに倒れないようにする。ダブル1杯(60ml)ワイン  (アルコール度数14度) 缶チューハイ  (アルコール度数5度) 1/4本(180ml)1.5缶(約520ml)飲酒について意識がない(昏睡状態、反応がない)場合は救急車(119)に連絡を!1合(180ml)0.6合(約110ml) 20歳未満は飲酒をしない!20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。また、成長期の体には悪影響があり脳の萎縮や肝障害が早期に起こりやすいといわれており、性機能の発達にも影響します。 飲酒をしたら運転はしない!お酒を飲んで運転すると、自分では正常のつもりでも、判断力や運動能力は確実に落ちています。飲酒運転は犯罪であるという事を忘れないようにしてください。 イッキ飲みの強要は罪に問われることも〜安全第一、楽しいお酒の場を〜脅迫して無理やり飲ませれば「強要罪」、泥酔者を放置して死亡させた場合「保護責任者遺棄致死罪」といった罪に問われることも。その場の雰囲気に流されず、自分自身そして友人の命の安全を最優先に考えましょう。急性アルコール中毒とは、アルコールを短時間に多量に摂取したことによって、通常の酔った状態を超えて、運動失調や意識障害、さらには昏睡(こんすい)、呼吸抑制、血圧低下といった状態が生じることです。重症の場合には死亡することもあります。・一人にせず、誰かが必ず付き添う。・可能ならば水やお茶、スポーツドリンクなどの水分を補給する。・横向きに寝かせる。(右にあるイラストを参照)・ベルトなど身体を締め付けているものは外す。・自分で吐けない場合は、無理に吐かせない。・吐き気があれば、顔を横に向ける。・吐きそうになったら、横向きのまま吐かせる。・息をしているか、脈があるかを確認する。・体温が下がらないよう毛布や上着をかける。厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると、「節度ある適度な飲酒」は1日平均純アルコールにして約20g程度であるとされています。ただし、適量にも個人差がありますので、お酒に弱い人、女性や高齢者であれば、この基準よりも少なめを適量と考えましょう。酒類別のアルコール約20gを含む量中びん1本(500ml)ビール  (アルコール度数5度) 日本酒  (アルコール度数15度) 焼酎  (アルコール度数25度) 公益社団法人アルコール健康医学協会「適正飲酒の10か条」http://www.arukenkyo.or.jp/index.htmlASK特定非営利活動法人アスク(アルコール薬物問題全国市民協会)http://www.ask.or.jp/7620歳未満の飲酒・飲酒運転・飲酒(イッキ飲み等)強要は犯罪です急性アルコール中毒の恐ろしさあなたの適量は?~自分の命は自分で守ろう~

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