➡➡➡➡➡AEDを使用した心肺蘇生法胸骨圧迫の圧迫する位置胸の真ん中左右の手を重ね、手の根元で胸の真ん中を押す胸が5cm沈みこむ強さで圧迫する 意識のない人がいたら以下を参考にし、救命処置を行ってください。学内にはAEDが設置してありますので、事前に設置場所を確認しておきましょう。(→P.8〜10参照)周囲に応援を求める119番通報・AED準備●気道確保をしたまま額に当てた手で鼻をつまみます●口を大きく開けて傷病者の口を覆い、息を約1秒かけて吹き込み、胸が上がるのを確認します●いったん口を離し、同じ要領でもう1回吹き込みます(合計2回)1分間あたり、100〜120回のテンポで(心臓マッサージ)を30回2. 呼吸の確認胸と腹部の動き(呼吸をするたびに上がったり下がったりする)を見る。(10秒以内)3. 呼吸なし(もしくは判断に迷う場合)4. 心肺蘇生法ただちに胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行う強く・ 速く ・絶え間なく胸骨圧迫部位は胸の真ん中を圧迫強く 胸が5cm沈むように圧迫するが6cmを超えないようにする 小児は胸の厚さの1/3速く 1分間にあたり 100〜120回のテンポ絶え間なく 中断を最小にする1. 反応なし(もしくは判断に迷う場合)傷病者の肩を叩き大声で呼びかける。応答や目的のある仕草があれば反応あり。人工呼吸が出来る場合は…確認の際、傷病者の顔と救助者の顔があまり近づかないようにする下あごを前に出し、両肘を曲げて上側の手をあごの下にあてがい、上側の膝を90度曲げ、後ろに倒れないようにする。まずは気道確保する●気道の確保(頭部後屈あご先挙上法)片手で傷病者の額を押さえながら、もう一方の手の指先を傷病者のあごの先端、骨のある硬い部分に当ててもち上げる。このとき、あごの下の柔らかい部分を指で圧迫しない。傷病者の顔がのぞけるような姿勢になり(頭部後屈)、あご先が持ち上がる(あご先挙上)。このような動作によって傷病者の喉の奥を広げ、空気の通り道を確保する。これを交互に繰り返す呼吸あり呼吸状態の観察を続けながら救急隊を待つ回復体位(左図)1回1秒かけて吹き込むAEDを使用した心肺蘇生法胸骨圧迫人工呼吸を2回127++
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