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経済学部 経済学科
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2019年1月16日(水)
株式会社テクノアソシエ様による第12回「特殊講義(企業人から学ぶ地域経済の現状)」が行われました。講師は、人事総務部 人材開発グループ 長沖龍一様と澤﨑麻生様です。株式会社テクノアソシエ様は、「情報通信事業」「自動車事業」「電機・電子事業」「住建・住設事業」「広域事業」の5つを主要事業とする、商社でありながらメーカーとしての機能も備えたエンジニアリング・カンパニーです。創業が1804年と歴史があり、国内26か所・海外22か所の拠点を展開しています。
講義は、写真を見ながら「どんな事業を思い付きますか?」というアイスブレイクから始められました。続いて、世界の人口や使用されている言語の比率などのデータを示されながら、業界および企業概要について詳しくご説明いただきました。自動車を例に、素材メーカー・部品メーカー・自動車メーカー・そして商社の関係をわかりやすく解説いただくとともに、商社の仕事の面白さと難しさを率直に語っていただきました。学生からは「商社の仕事についてあまり知らなかったが、今回のご説明でイメージできた」「メーカーと商社の違い、総合商社と専門商社の違いなどがわかった」という感想が多く出ました。
さらに、自己紹介でお話いただいた、講師ご自身の就職活動のご経験に加え、採用する側としては面接時にどんなところを見ているかといった点についても多くのご教示をいただきました。
最後は、学生からの「必要な資格は」「スケジュール管理のコツは」などの質問に丁寧に答えていただきました。
本講義は、「生きた経済」を学ぶことを目的の一つとして、経済学部の専門科目(後期・2単位)として設けられているものです。毎回、地域経済の現場で活躍される方々を講師としてお迎えし、リレー形式で、さまざまな角度からの講義を頂きましたが、今回がリレー講義としての最終回でした。
お忙しい中にもかかわらず、本年度の「特殊講義(企業人から学ぶ地域経済の現状)」にご協力を頂いたすべての企業様、講師の皆様方に、厚くお礼申し上げます。