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経営学部 経営学科
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2016年11月22日(火)
11月19日(土)・20日(日)に本学で開催された「第52回虹色祭」において、鉄道に関する研究展示を行いました。今回の展示のテーマは、「鉄道の誕生から現在までの歴史」で、特にイギリスの鉄道のルーツとその後の発展、さらに鉄道発展のインパクト(光と影)に焦点を当てました。当日は、学生による説明が追いつかないほど、老若男女多くの方々にお越しいただき、熱心にご覧いただきました。
ゼミでは、後期に入ってから研究展示について、テーマと具体的な内容を検討し、史資料を収集・分析し、ポスターにまとめ、鉄道の発展をストーリーとして見ていただけるよう、展示の順序を検討してきました。学生の「本物を手に取ってご覧いただきたい」という考えに基づき、蒸気機関車の燃料でありまた輸送対象物であった石炭、輸送対象物であった綿花、1838年の鉄道時刻表などの本物を展示しました。また、小さいお子様連れのご家族にも楽しんでいただけるよう、Nゲージを展示し、実際に動かしていただきました。
ご来場の方からは、「鉄道の歴史を知れて勉強になった」・「本物の時刻表を手に取ってみることができ感動した」・「石炭がこんなに軽いものとは知らなかった」など、さまざまなコメントをいただきました。その一方、「日本のことも少し取り上げてほしかった」・「もう少し過去と現在とのつながりが分かるような展示にした方がよい」などのご指摘もいただきました。
学生には、今回の経験を振り返り、またご来場者からのコメントに目を通し、良かった点と改善すべき点を検討し、今後の就職活動や卒業研究に生かすべく取り組んでほしいと思います。末筆ながら、ご来場くださった皆様に、ゼミ一同謹んでお礼申し上げます。