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2019年1月9日(水)

特殊講義(地元BtoBオンリーワン企業講座) 外部講師による講演第8弾

特殊講義(地元BtoBオンリーワン企業講座)の第9回目の授業が11月28日(木)2限目に行われました。この科目では、実際に「地元BtoBオンリーワン企業」から講師をお招きして、より実践的な知識を学んでいます。 

今回は、繊維機器部品製造・販売や不織布製造・販売のほか不動産の運営管理事業なども手掛ける金井ホールディングスより、管理部付 山田実央様にお越しいただき、お話をしていただきました。 

まず、金井重要工業の事業紹介では糸が出来るまでを解説されたうえで、手がける繊維機器や繊維機器部品、不織布などについてお話いただきました。つづいて不動産事業では、不動産の運営管理や賃貸経営についてお話いただきました。また、社長直轄の技術革新室では、あたらしい技術開発に取り組まれているとのことでした。

さらに、話題はグループ会社であるトクセン工業に移り、同社ではピストンリング用線の世界シェアNo.1と細さ9ミクロンのワイヤという、二つの世界一をもっているとお話いただきました。

また、金井重要工業の功績が宝塚市に認められ、工場がある場所に金井町という町名がついていること、有馬と芦屋をつなぐ道路(芦有道路)をつくり、そのトンネルに金井トンネルという名前がついていること、日本で初めての切手の常設博物館である有馬切手博物館をつくられたことなど、スケールの大きなお話をいただきました。

今後の強みとしては人材力を挙げられ、採用活動を強化するとお話いただきました。そして、「採用活動をしない採用活動」というコンセプトを元に従来の採用活動とは異なる採用活動を行っており、就活生に対して気づきや学びを提供し、就職活動を通して成長してもらえるように活動したり、就職活動を楽しんで将来ワクワク働ける社会人を目指してもらうために様々な取り組みを行っています。金井重要工業の選考フローでは『ESなし、志望動機なし、面接なし、飲み会あり』といった学生が本来の自分を表現できるように設計されています。このコンセプトには同社の創業当時からの社訓を体現しており、自社にかかわったすべての学生が成長し、活躍できるようになってほしいという想いが込められております。 

リーダーシップにおけるフォロワーシップの重要性に関する動画や、SNSを用いて学生からのコメントをリアルタイムでスクリーンに映し出し、その場で質疑応答するなど、日頃の大学の講義にはないユニークな授業が展開され、学生たちの関心も一際高かったようでした。

 

金井ホールディングス様URL:https://kanaiholdings-recruit.com/

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