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経営学部 経営学科
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2017年2月7日(火)
特殊講義(地元BtoBオンリーワン企業講座)の第13回目の授業が1月12日(木)2限目に行われました。この科目では、実際に「地元BtoBオンリーワン企業」から講師をお招きして、より実践的な知識を学んでいます。
今回は、省エネルギーコンサルティングを手掛ける株式会社エコ・プラン(東京都)から環境事業本部 ESC事業部 大阪営業所の櫻田浩之様にお越しいただき、お話をしていただきました。
櫻田様によると、経済と環境保全の両立が環境ビジネスの難しさであるが、社員の努力により創業時から15年間ずっと右肩上がりの成長を続けているということです。
講義では、まず重要な社会問題である地球温暖化について資料映像をまじえながら詳しくお話していただきました。地球温暖化対策には2つの方法があり、ひとつは太陽光などを利用した再生可能エネルギーの導入であり、もうひとつが省エネルギーの推進で、自社では、省エネルギーコンサルティングによって社会貢献をされているということです。ここで、省エネルギーコンサルティングとは、顧客会社の省エネ・コスト削減を手助けすることであり、具体的には空調と照明設備の工事やメンテナンスなどを主に手掛けているとのことです。
自社の強みとしては、省エネ市場は大きいのでマーケットが広いことが挙げられ、空調機のトータルメンテナンスのうち、オーバーホール(完全分解洗浄)において国内トップシェアにあると教えていただきました。また、全国に拠点があり、全国展開をしている大手有名企業から、地域密着型の中小企業まで幅広く取引があるとのことです。
自社には、営業職・技術職・事務職があり、営業職が省エネコンサルタントとして顧客の要望をすくいあげ、サービスエンジニアとしての技術職が工事を担当し、これらの業務をバックオフィスである事務職がサポートされているそうです。また、さまざまな研修・資格の制度があり、社員教育に力をいれており、仕事の質は人の質、という創業社長の考えにもとづいていると教えていただきました。
最後に、学生へのアドバイスとして、やるのであれば社会で役立つ仕事をみつけてほしいとのメッセージをいただき、その点で省エネ・環境ビジネスは顧客・自社・地球環境の三方よしで損をする人がいないこと、世代をこえて利益がわたることを教えていただきました。
学生からは、ほしい人物像について質問があり、今後さらに会社を成長させていくためにも、やる気があって積極的な人を求めているとお答えいただきました。授業後にも授業時間内に質問することができなかった学生が多く集まり、丁寧に質問に答えていただきました。
株式会社エコ・プランURL
http://www.ecology-plan.co.jp/