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経営学部 経営学科
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2018年2月19日(月)
11月28日(火)の特殊講義(事業継承・創業の実践的経営学) では、実際に創業あるいは事業を継承された帝塚山大学卒業生の方からお話を伺うために、桜花プランニングの西村陽太代表を講師としてお招きしました。
帝塚山大学在学中のご経験に始まり、卒業後の勤務経験・コンサルタントとして起業後ののご友人の事業やご家業への支援例に至るまで、ご自身の半生についてご講演いただきました。
西村様の帝塚山大学経営情報学部在学時の一番の思い出は、スペインへの短期留学だったそうです。スペイン語をそれほど話せないまま渡航し、電子辞書を片手に現地の方々とのコミュニケーションを試みた経験は非常に得難いもので、その後のご自身の人生に大きな影響を与えたとのことです。
卒業後に広告代理店やデザイン事務所に社員として勤務・フリーター・アイルランドでのワーキングホリデーを経て、コンサルタントとして起業されました。コンサルタントとして支援された事業の中からご友人の起業・事業承継である3例についてご紹介頂くと共に、在学中に学内外や年齢を問わず多くの友人を持つことの重要性についてもお話しされました。
また、在学中の学びが社会に出て役に立っている例として、簿記とマーケティング論をあげられました。簿記については原価や利益率の知識が、マーケティング論については顧客層の設定に関する考え方が、ご友人やご家族の事業を支援する上で必要になった例についてもお話しいただきました。
受講生に対して、1) 色々な業種・形態のアルバイトをして人生経験を積もう、2)卒業後すぐに起業・事業承継するのではなく、会社員という雇用形態も経験してみよう、3) 短期間でも構わないので海外で暮らしてみよう、というメッセージを頂きました。
2週間にわたり、受講生にとって年齢の近い先輩起業家の方々によるお話を伺うと共に気軽に質問できる場を通して、創業に向けての心構えを学ぶことができたのではないでしょうか。
桜花プランニング・西村陽太代表のご講演の様子
受講生による質疑応答の様子