教員紹介データベース


一覧へ戻る

 基本情報


氏名 三山 剛史
氏名(カナ) ミヤマ タカフミ
氏名(英字) MIYAMA TAKAFUMI
学部・学科 現代生活学部居住空間デザイン学科
職名 教授
出身学校・専攻 広島大学工学部建築学科
出身大学院・研究科 広島大学大学院工学研究科構造工学専攻
学位・資格 博士(工学)東京大学、一級建築士
本学での担当科目 住宅構造力学、構造力学演習
研究内容 【免震構造、制震構造、耐震改修】
建物は地震の力をしっかり受け止めたり、柳に風と受け流したり、地震のエネルギーをうまく吸収したりして地震に耐えています。そんな建物の構造の研究をしています。
シラバス(URL) https://csweb.tezukayama-u.ac.jp/syllabus/campus?func=function.syllabus.ex.search&nendo=2017&k_cd=911801
ひとことメッセージ 楽しくて安心な生活を考える、そんなデザイナーになりましょう。

 研究キーワード

研究キーワード
・構造解析 ・構造設計 ・鋼構造 ・地震防災 ・構造制御

 著書

タイトル 著者 出版社 出版年月 担当区分 担当範囲 概要
建築生産ハンドブック 朝倉書店 20070700 共著 (本人担当部分2ページ/全体687ページ) 耐震、免震、制振の分類をエネルギー吸収の観点から示し、それぞれの構造の形式、長所、短所について解説を行っている。また、建物の振動を制御する立場から、制振構造について分類を行い、パッシブ型とアクティブ型に分け、さらにそれぞれを細分化して分類し、エネルギー吸収とは違う立場で説明している。また、免震構造と制振構造について詳細な説明を加えている。 小阪秀三総編集、他

 論文

タイトル 著者 単著・共著の別 発行雑誌 発行所 開始ページ 終了ページ 出版年月 掲載種別 概要
Effects of restoring‐force models on inelastic response of prototypical Japanese power plant buildings 共著 Trans Int Conf Struct Mech React Technol Vol.8th No.K(a) 407 414 19850000 神田順、久保哲夫、山之内泰之、千葉脩、三山剛史 原子力発電所建物の応答解析において復元力特性の違いがどの程度応答に及ぼすかを確認した。対象建物としてはMARK-2型の標準的な建物を用い、地盤の相互作用の影響も考慮している。(共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
An effective spring mass model for soil structure interaction analysis 共著 Trans Int Conf Struct Mech React Technol Vol.8th No.K(a) 171 176 19850000 平澤光春、高崎芳夫、三山剛史 原子力建物の応答解析において地盤との相互作用を考慮できる格子モデルによる解析方法を示した。このモデルでは減衰マトリクスをひずみエネルギー比例型減衰としている。地盤はダッシュポットで周辺地盤に連結されるため、境界条件がフリーとなる固有値解析を用いている。従来の基礎固定型の減衰評価方法に比べ現実に近いモードでの評価を可能とした。(共同研究であるため本人担当分抽出不可能) 英文発表論文 
Elastic plastic response characteristics during frequency nonstationary waves 共著 Trans Int Conf Struct Mech React Technol Vol.9th No.K1 391 396 19870000 三山剛史、神田順、岩崎良二、春原浩樹 原子力発電所の設計に用いる模擬地震動の作成方法を検討している。位相特性を変化させることにより最大応答値が変化することを示し、適切な位相特性の与え方を示した。(共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
Inelastic response spectra for typical hysteretic systems calculated from elastic response spectra Proceedings 共著 Ninth World Conference on Earthquake Engineering, 9WCEE Organizing Committee, Japan Assn. for Earthquake Disaster Prevention Vol. V Paper 7-3-9p  153 158 19890000 三山剛史、神田順、岩崎良二 模擬地震動は弾性系を用いて作成されている。その模擬地震動がさまざまな復元力特性に対してどのような特性を示すかを調べている。その結果、一般的な模擬地震動作成方法では入力エネルギーが過大になること、復元力特性の第二勾配が小さいと応答値が過大になることを示した。(共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
B,審査付き論文 制振構造に用いる鉛ダンパーの研究 共著 構造工学論文集  Vol.35b 67 78 19890300 平沢光春、大山秀美、三山剛史、石黒康弘 鉛ダンパーを用いた制振構造に関する研究。異なる形状の鉛ダンパーの特性試験を行い、その荷重変形特性、履歴特性、時間を経ることによる特性の回復状況を明らかにした。19階建の建物を想定してこれらの特性を考慮した応答解析を実施し、制振効果と疲労に対する性状を確認した。さらに、実際の施工 を行うための具体的な方法の検討を行っている (共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
Seismic Response of Multi-Story Frames Equipped with Energy Absorbing Story on its Top 単著 10th world conference on earthquake engineering 4201 4206 19920000 最上層にエネルギー吸収層を有する建物において最上層が十分にエネルギー吸収を行うと、下層の変位は大きくならない。そのような最上層の復元力特性の求め方と、最上層のエネルギー吸収が十分に行える第一層の強度を明らかにした。最上層の最大変位を求めるための累積塑性率に対する塑性率の比が周期、降伏強度、最上層の降伏変位によらずほぼ一定の上限があることを示した。
建物のエネルギー吸収層に用いる柱の変形能力に関する研究 共著 日本建築学会構造系論文集  No.450 117 125 19930800 三山剛史、秋山宏 骨組の最上層にエネルギー吸収層を設けようとする場合、その層間変位はかなり大きくなる。その層を形成するために大変形可能な柱として、細長比が大きくその座屈荷重の1倍を超える重量を支持する場合を考えた。実験および解析から最上層のエネルギー吸収層を支持する柱の変形能力が十分に予測できるようになり、柱の形状を定めることが可能になった。 (共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
最上層にエネルギー吸収層を有する建物の復元力特性と応答に関する研究 共著 日本建築学会構造系論文集  No.460 47 55 19940600 三山剛史、秋山宏 最上層にエネルギー吸収層を有する建物において最上層が十分にエネルギー吸収を行うと、変位も大きくならない。そのような最上層の復元力特性の求め方と、最上層のエネルギー吸収が十分に行える第一層の強度を明らかにした。最上層の最大変位を求めるための累積塑性率に対する塑性率の比が周期、降伏強度、最上層の降伏変位によらずほぼ一定の上限があることを示した。 (共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
A Practical Application of Low- Yield-Point Steel Damper to High Rise Buildings 共著 A New Direction in Seismic Design, Tokyo 287 290 19951000 三山剛史、田中清、孟令樺 極低降伏点鋼を用いた制振構造に関する研究。極低降伏点鋼の弾塑性せん断パネルを建物の制振ダンパーとして用いるためにその特性を確認する実験を行った。累積変形能力はせん断パネルの幅厚比により予測できることが明らかとなった。このダンパーを22階建ての建物に適用するためにダンパーの量、特性を変えて応答解析を実施し、適切なダンパー量を定めた。 (共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
Study on the highly damped building with low-yield-point steel shear panel 単著 Eleventh World Conference on Earthquake Engineering [Proceedings], Pergamon, Elsevier Science Ltd., [Oxford, England] Disc 1 Paper No. 416 19960000 建物の応答低減を目的として極低降伏点鋼のせん断パネルを制震ダンパーとして利用するための研究結果を示した。大きな地震に対してのダンパーの性能と風による揺れに対してのダンパーの性能を検討した。極低降伏点鋼は繰り返しの荷重を受けることにより座屈や亀裂を生じてその耐力を失う。それまでの累積変形能力の評価方法を示した。
冷間成形角形鋼管柱の実大振動台実験 共著 日本建築学会構造系論文集  No.521 133 140 19990700 秋山宏、山田哲、松本由香、田中宏志、三山剛史、寺田岳彦 中層の鋼構造骨組に用いられるような寸法の冷間成形鋼管部材が、兵庫県南部地震のような激震下においてどのような性能を発揮できるかを明らかにするため、製造方法をパラメータとした実大の試験体で動的載荷実験を行った。冷間ロール成形部材を用いた試験体と冷間プレス成形部材を用いた試験体の終局挙動を明らかにした。 (共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
A Detailed Experimental Study on Chinese Lead Rubber Bearing 共著 12th World Conference on Earthquake Engineering, 2000 paper No.0202 20000100 劉文光、周風林、馮徳民、三山剛史 中国で製造した鉛入り積層ゴムの特性に関する実験結果の報告。模型の積層ゴムを用いて圧縮試験、引張試験、せん断試験等を行い、基本的な特性の確認を行った。さらに、実大の積層ゴムを用いた特性試験を行い、性能の確認を行った。これらの実験結果から、中国製の積層ゴムは日本の免震構造協会の仕様を満たすことを確認した。(共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
A New Analytical Model for the Lead Rubber Bearing 共著 12th World Conference on Earthquake Engineering, 2000 paper No.203 20000100 馮徳民、三山剛史、鳥居次男、池永雅良他 鉛入り積層ゴムの履歴特性に良く用いられるBi-Linearモデルでは降伏の折れ曲がりにより応答に高周波成分を多く発生する。この論文ではこの折れ曲がりをRamberg-Osgoodモデルを用いることにより滑らかとし、高周波成分の発生を抑えた。その結果、建物の応答せん断力と応答変位は小さくなり、合理的な設計が可能となった。(共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
Full-Scale Shaking Table Test of Passive Response Control in Existing Buildings 共著 12th World Conference on Earthquake Engineering, 2000 paper No.1840 20000100 三山剛史、飯塚信一、真瀬伸治、曽田五月也他 既存建物の耐震改修の方法に関する論文。この研究は建設省(当時)が行った補強総プロの研究結果の一部をまとめたものである。既存建物に弾塑性のダンパー1種類、粘弾性体のダンパー2種類を制振部材として取り付け、振動台実験を行い耐震性が高まることを確認した。さらに実験結果が適切に応答解析で評価できることを確認した。(共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
An Experimental Study on the Rotational and Vertical Load- Carrying Characteristics of Rubber Bearings 共著 12th World Conference on Earthquake Engineering, 2000 paper No.1105 20000100 加藤泰正、三山剛史、山内泰之、曽田五月也他 柱頭に積層ゴムを組み込んだ免震構造を実現するために積層ゴムの回転性能に着目した実験を行った。実験では一般的な水平剛性試験を行い、回転や軸力の変動がせん断剛性や回転剛性に及ぼす影響を調べた。その結果、回転剛性が軸力の影響を大きく受けることが明らかとなった。また、既往の理論値で表せない様々な非線形性の影響を示した。(共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
超高層免震建物の風応答評価 共著 風工学シンポジウム  Vol.16th 411 416 20001100 増田圭司、中山昌尚、三山剛史 大阪府で建設中の滑り免震支承と積層ゴム支承を併用した高さ80mを超える超高層免震マンションの風応答評価法と風外力に対する安全性の確認について報告した。具体的には風洞実験に基づく風外力を用いて各風方向ごとに応答解析を行い最大応答値を評価した。この結果、風外力によるせん断力が免震層の降伏せん断力を超えないことを確認した。 (共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
積層ゴムの上下面に回転角を与えた場合の力学性状に関する研究 単著 日本建築学会構造系論文集  No.556 43 50 20020600 積層ゴムの力学特性を剛棒とばねによるモデルであらわした。このモデルはHaringx理論から導かれるモデルと弾性範囲内で一致することを示した。さらに、Haringx理論による曲げ剛性の軸力依存性を示した。実験により曲げ剛性の軸力依存性を調べ、理論値に近い値になることを確認した。提案したモデルにこれらの実験結果を考慮すると水平変位に連動して回転や軸力が変動する場合の挙動を妥当に表されることを示した。
A,学位論文 免震構造に与える積層ゴムの二次的力学特性の影響に関する研究 単著 博士論文(東京大学) 20021100 免震で用いる積層ゴムの二次的力学特性(積層ゴムの剛性が軸力、水平変位等により受ける影響)を理論に基づき評価できる項目、材料非線形の影響として評価する項目、理論で考慮されていない特性に分けて検討を行った。積層ゴムを剛棒とばねで表すモデルを提案し、そこでは理論や実験から得られた様々な依存性を考慮できるようにした。このモデルにより積層ゴムの性状を妥当に表すことができること、建物応答に及ぼす影響を示した。
旧耐震基準で設計されたRC造骨組のエネルギー吸収部材による地震時応答低減効果に関する実大部分モデル振動台実験 共著 日本建築学会構造系論文集  No.571 71 78 20030900 三山剛史、飯場正紀、飯塚信一、真瀬伸治、曽田五月也 1985年の神戸での地震の被害から、既存建物の耐震改修の必要性が言われた。この研究は建設省(当時)が行った補強総プロの研究結果の一部をまとめたものである。既存建物に制振部材を取り付けることにより耐震性が高まることを実験により確認した。実験結果が適切に応答解析で評価できることを確認した。 (共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
積層ゴムを用いたアスペクト比の高い免震建物の振動台実験(積層ゴムに生じる引張力とその後の着座による振動性 共著 日本建築学会構造系論文集  No.573 61 68 20031100 三山剛史、増田圭司 アスペクト比の高い免震建物の振動台実験を行い、ロッキングにより積層ゴムに生じる引張り状態と着座後の大きな軸力の発生について検討した。着座後の振動は全体の系の上下振動で表せ、積層ゴムに生じる引張り変位が求まると最大圧縮軸力が求まることを示した。積層ゴムの変形許容限界は引張変位量でも制限される事となった。 (共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
A Study on Characterisitics of Rubber Bearings Considering Rotation angle and Compressive Force Dependence 共著 13th World Conference on Earthquake Engineering, 2004 Paper No. 1258 20040800 三山剛史、増田圭司、馮徳民 免震構造を高層の建物に適用する場合、または、柱頭免震を行う場合、積層ゴムに加わる鉛直荷重や回転のせん断剛性に及ぼす影響は大きくなると考えられる。この論文では理論的にこの影響を評価する方法を示し、さらに、簡略化した表現方法をしました。さらに、実験によりこれらの評価方法の妥当性を確認している。さらに、鉛直剛性に及ぼす回転、水平変位の影響についても理論と実験の両面から検討を行っている。これらの結果を用いて、応答解析を行い、ロッキングによる軸力変動と水平変位が応答に大きく影響を与えることを示した。(共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
A Shaking Table Test Study on Shear Tensile Properties of Lead Rubber Bearings 共著 13th World Conference on Earthquake Engineering, 2004 Paper No. 607 20040800 馮徳民、三山剛史、池永雅吉、Xilin Lu 高層の免震建物では、ロッキング振動により積層ゴムに加わる軸力は大きく変動する。このような状態での積層ゴムの力学特性を調べる目的で高層の建物を想定した模型を用いて振動台実験を行なった。振動台実験では1次元、2次元、3次元の加振を行ない、高層の建物の影響を明らかにした。この実験では幾度も積層ゴムに引張応力が加わったが、実験後の積層ゴムの特性の変化は少なかった。(共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
Research on Influence to Earthquake Responses of Base Isolated Structures due to the Adhesion of the Sliding Bearing to the Sliding Plate 共著 13th World Conference on Earthquake Engineering, 2004 Paper No. 2475 20040800 稲井慎介、井上波彦、伊藤嘉朗、三山剛史 滑り支承を用いた免震構造では、地震により滑り始めるときに一時的に摩擦係数が大きくなることが有る。この現象を固着と呼んでいるが、どの程度の摩擦係数の上昇があるのか、経過時間によってどのように変化するのかに関しての詳しいデータは無い。ここでは、異なる4種類の滑り支承を用い、固着の程度が経過時間でどのように変わるかを実験により確認している。得られた実験結果から摩擦係数の低い滑り支承で固着が大きくなることを確認した。この結果を用いて地震応答解析を行い、固着の影響が応答に与える影響が少ないことを確認した。(共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
A shaking table test of base isolation building using sliding bearings 共著 100th Anniversary Earthquake Conference  Paper No.8NCEE-000771 20060400 増田圭司, 稲井慎介, 松本喜代隆, 伊藤嘉朗, 三山剛史、箕輪親宏, 井上波彦 滑り支承を用いた免震構造の振動台実験結果を行っている。滑り支承の摩擦力は軸力により変化する。さらに、摩擦係数は面圧や速度により変化する。このような特性を考慮した応答解析結果と実験で得られた結果がほぼ一致していることから、応答解析が妥当に行われていることを確認した。(共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
Design Spectrum Comparative Study of Seismic Isolation Codes Worldwide 共著 12th World Conference on Seismic Isolation Energy Dissipation and Active Vabrations Control of Structures 20110900 Demin Feng, Wenguang Liu, Tian-Chyuan Chan, Takafumi Miyama 世界の免震設計基準を比較する目的で、日本の2000年の免震設計規準、2010年の中国基準、アメリカのUSA IBC 2009、イタリアの2005年の規準、台湾の2002年の規準を用いて、地盤条件を統一した上で、東京、北京、Los Angeles, L'Aquila、Chiayiに免震建物を建てるとして入力地震動の比較を行なった。全周期帯にわたってLos Angelesのスペクトルが最大となった。また、中国のスペクトルは長周期で他のスペクトルより小さくなっていることがわかった。(共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
A Study of Seismic Isolation Codes Worldwide Part II: Design Procedure 共著 9th International Conference on Urban Earthquake Engineering  1565 1570 20120300 Taiki Saito, Demin Feng, Takafumi Miyama PartIに引き続き、免震建物設計法の比較を行なっている。ベンチマークとなる建物を想定し、各規準に基づいて免震設計を行なった。各規準で用いられている等価線形化法はほぼ等しく、応答地の違いは入力地震動の設定に大きく影響を受けていることがわかった。(共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
A Study of Seismic Isolation Codes Worldwide Part I: Design Spectrum 共著 9th International Conference on Urban Earthquake Engineering  1557 1564 20120300 Demin Feng, Taiki Saito, Takafumi Miyama CIB(International Council for Research and Innovation in Building and Construction) の中にW114委員会(Earthquake Engineering and Buildings) が作られ、日本免震構造協会がそのまとめ役となった。世界での免震構造の普及を目指して世界共通の性能設計法を提案する。ここでは世界の免震建物設計規準の入力地震動を比較している。(共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
A New Design Procedure for Seismically Isolated Buildings Based on Seismic Isolation Codes worldwide 共著 15th World Conference on Earthquake Engineering, 0435 20120900 Demin Feng, Takafumi Miyama, Wenguang Liu, Tian-Chyuan Chan CIBの中につくられたW114委員会では免震建物の性能設計法の委員会として国際的に調和の取れたデザイン法を確立しようとしている。日本免震構造協会はこの委員会の事務局として各国の免震設計で用いられる地震動や設計法のデータを収集した。この論文ではそれらの違いや今後の方向について述べている。 (共同研究であるため本人担当分抽出不可能)
Proposal of Design Procedure for Seismic Isolation
Codes Worldwide
Demin FENG, Taiki SAITO, Takafumi MIYAMA, Wenguang LIU, Tian Chyuan Chan 共著 The 19th Triennial CIB World Building Congress, 5th-9th May, 2013 20130505 研究論文
根据中国規範設計的隔震結構的抗震性能 Demin FENG, Takafumi MIYAMA, Shuchao WANG, Hui XIA, Zhigan CHEN 第10回日中建築構造技術交流会論文集 20131130 研究論文

 講演・口頭発表等

タイトル 講演者 単著・共著の別 会議名 開催年月日 主催者 開催地 概要
免震建物の残留変位に関する基礎的研究 三山 剛史 / 増田 圭司 共著 日本建築学会大会 2010 日本建築学会 三山剛史、増田圭司 弾塑性のダンパーや滑り支承を用いた免震建物では地震後に残留変形が生じる。そのための機能障害や付加応力、心理的不安などが問題点としてあがっている。この研究では断層型地震動と海洋型地震動からそれぞれ地震動を選び、その残留変位を二次剛性(免震周期)との関係から求め周期とダンパーの降伏強度に依存するスペクトルとして表示した。その結果、降伏強度よりも弾性周期に残留変位は大きく依存し、二次周期が7秒以上になると残留変位が大きくなることを示した。 pp.295-296
小学校の総合的な学習の時間に実施した防災教育 三山剛史 単著 日本建築学会大会 2012 日本建築学会 三山剛史 小学校の先生が総合的な学習の時間に防災を材として授業を組み立てていた。その授業に耐震や防災の専門家として授業の一部をサポートした。そこで明らかとなった課題や教育として効果のあった点を示している。児童は安全か安全でないかの○×の発送で考えているため、どちらかといえば安全という考えを身に付けさせる必要があった。教室内で知識として防災を知るのではなく、学んだことが地域や家庭に伝えるように組み立てたことが教育の効果としては高かった。 pp.949-950
防災プロジェクト-地域の一員として自分たちにできることに気付き行動する子供を育てる- 三山剛史/今谷順重/三山久美子 共著 日本公民教育学会全国研究大会 20120623 日本公民教育学会 三山久美子、今谷順重、三山剛史 自分たちの住んでいる地域は地震によりどうなるのかという課題意識、地震などの災害の時には人の役に立ちたいという願いを発展させる意図で総合的な学習の時間を小学校5年生のクラスで行った。学校や地域、家庭の状況を調べ、問題点やわからないことを明確にし、地域の防災について調べ、最終的には地域の防災の一翼を担うような活動につなげた。その実践について詳しく述べている。 p18
地震に対する危機感と地震対策について  
―奈良県の高校生のアンケート結果から―
辻充代/三山剛史 共著 日本建築学会 20130830 日本建築学会 奈良県の高校生の地震に対する危機感をアンケート調査結果から考察した。雨が降るという身近にリスクに対しては目安をもってリスクを評価できるが、地震については身近に感じていないため、目安をもてないでいること、地震後の心配より地震時の安全について心配していることが分かった。家族での話し合い、近隣での助け合いについてはあまり考えていないことが示された。

 その他業績

タイトル 実施年月 単著・共著の別 発行所、発行雑誌又は発表学会等の名称 分類 概要
中国四川大地震の現地建物被害調査報告 20090200 単著 帝塚山大学現代生活学部紀要 第5号 2009.2 (帝塚山大学紀要) 三山剛史 2008年5月12日14時28分に発生した中国四川大地震の被害の状況を地震から4ケ月弱過ぎた9月6日〜7日の2日間調査した。調査箇所は綿竹市、漢旺、都江堰、聚源鎮の4箇所であった。レンガ造の建物が多く、レンガがずれるせん断破壊を生じていた。また、スラブはプレキャストの穴あき板が多く用いられており、鉄筋は入っておらず、日本の番線に相当する鋼線が用いられていた。定着はこの鋼線で行われていたようで、多くのスラブが取り付け部で破壊されていた。pp.79-89
免震を用いた東大寺大仏の補強検討 20110200 単著 帝塚山大学現代生活学部紀要 第7号 2011.2 (帝塚山大学紀要) 三山剛史 鎌倉の大仏はステンレス板の上に載っており、ステンレス板で免震効果が期待されている。奈良の大仏は地震に対しての対策は特に立てられていない。奈良の大仏を免震で支持するとどのような挙動を示すか確認するために計算を行って。建物特性は3次元計測された外形寸法と文献に載っていた重量から算出した。積層ゴムを用いた免震の場合、大仏の首に加わるモーメントは現状の5%以下にすることが可能で、滑り支承を用いても10%以下にすることが可能だということがわかった。pp.65-72
五重塔の心柱が塔身の振動に及ぼす影響の検討 20120200 単著 帝塚山大学現代生活学部紀要 第8号 2012.2 (帝塚山大学紀要) 三山剛史 五重塔は塔身と呼ばれる建物部分とその中を貫く心柱、さらに心柱の上に相輪と呼ばれる装飾物とで構成されている。心柱の立て方は歴史とともに変化をしてきたが、いずれの時期においても塔身とは独立して立っている。五重塔は地震で倒壊したという記録が無く、耐震性が高いといわれている。その理由として心柱の効果を上げている人がいる。本研究は醍醐寺の五重塔の耐震性に心柱が影響を与えているかを確認するものである。応答解析を行なった結果、心柱の振動を低減する効果は見られなかった。心柱の重量は軽く、周期を塔身に合わせることが現実的に難しいことが理由として挙げられる。pp.23-30
免震建物の設計に用いる地震動により生じる残留変位の研究 20130200 単著 帝塚山大学現代生活学部紀要 第9号 2013.2 (帝塚山大学紀要) 三山剛史 免震建物では地震後に残留変形が生じる。そのための機能障害や付加応力、心理的不安などが問題点としてあがっている。この研究では免震建物の設計で用いられている自然地震動と模擬地震動を用いた場合の残留変位について検討を行っている。第二剛性を主要なパラメータとし、第一剛性は第二剛性の100倍の場合と10倍の場合について検討を行なった。第一剛性の違いが残留変位に大きく影響を及ぼしていることがわかった。自然地震動による残留変位が模擬地震動の残留変位より大きくなっていることと、同じ自然地震動でも補正の違いにより残留変位が大きく異なることがわかった。pp.17-25
制振建物に用いる粘性体ダンパーのエネルギー吸収に伴う温度上昇に関する基礎的研究 20140200 単著 帝塚山大学現代生活学部紀要 第10号 2014 (帝塚山大学紀要) 三山剛史 多くの高層建物には制振ダンパーが取り付けられている。本論分で扱うのはその中でも粘性体を用いたシリンダー型のダンパーである。ダンパーが振動エネルギーを吸収するとそのエネルギーは熱に変わり、粘性体と周囲のダンパー本体の温度が上昇する。ダンパーの中では粘性体が振動に応じて移動しており、内部の温度上昇を計測することは非常に難しい。そこで、内部の温度上昇が生じる場所と発熱時間についていくつかのパターンを想定し、ダンパー内の熱伝導、シリンダー表面の温度を求める。今後行う予定のダンパーの実験での計測方法を決めるための基礎資料とする。pp.67-74

 所属学協会

所属学協会名 年月(自) 年月(至) 年月(至)区分 職名
建築学会 197804
日本公民教育学会 201204

 受賞

受賞年月 授与機関 受賞名 概要
20020000 日経ニューオフィス賞情報奨励賞、および平成十二年度神奈川県建築コンクール一般建築部門奨励賞をフジタ技術センターが受賞した。この建物の基本設計において大スパンの確保と免震構造の採用を担当した。

 競争的資金等の研究課題

提供機関 研究種目 タイトル 採択開始 採択終了 代表者 研究課題 代表者・分担者の別
- 基盤研究(C) 科学研究費 20100000 20150000 三山 剛史 小学生を対象とした防災と耐震安全に関する教育技術の開発 研究代表者

 特許

出願日 公開番号 公開日 特許番号 登録日 発明の名称 発明者 出願国 商品化実用化有無 持分比率
特許第1775692号 免震床(1993年7月28日)
特許第1798475号 石材構造物の転倒防止装置(1993年11月12日)
特許第1836177号 免震床(1994年4月11日)
特許第1918868号 免震床(1995年4月7日)
特許第1951544号 多層鉛ダンパ-免震装(1995年7月28日)
特許第2024804号 制震壁(1996年2月26日)
特許第2019817号 制震壁(1996年2月19日)
特許第2010184号 制振装置(1996年2月2日)
特許第2024816号 制震壁(1996年2月26日)
特許第2511319号 免震、制振用鋼棒ダンパ-装置(1996年4月16日)
特許第2516811号 エネルギ-吸収装置をもつ制振壁構造(1996年4月30日)
特許第2516812号 剪断力伝達装置とエネルギ-吸収装置をもつ制振壁構造(1996年4月30日)
特許第2051488号 制振装置(1996年5月10日)
特許第2102622号 床防振装置(1996年10月22日)
特許第2589590号 制振装置(1996年12月5日)
特許第2610523号 免振床(1997年2月13日)
特許第2129169号 建造物の制振装置(1997年5月2日)
特許第2669740号 制振骨組構造(1997年7月4日)
特許第2673606号 動吸振装置(1997年7月18日)
特許第3161559号 マスダンパー(2001年2月23日)
特許第3161558号 制振装置(2002年2月23日)
特許第3282801号 免震用滑り支承
特許第3323622号 建築構造物の制振装置(2002年6月28日)
特許第3323623号 偏心ブレースダンパーによる建築物の制震装置(2002年6月28日)
特許第3397220号 制振装置(2003年2月14日)
特許第3531841号 制震装置(2004年5月31日)
特許第3562711号 免震用滑り支承(2004年9月8日)
特許第3672204号 偏心ブレ-スにより支持された制震ダンパーを有する骨組み構造(2005年4月28日)
特許第3803434号 建築構造物の施工における免震装置の取り付け工法(2006年5月12日)
特許第3818471号 転がり案内及び転がり案内を用いた免震用転がり支承(2006年6月23日)
特許第3874149号 免震装置解析方法及び免震装置解析プログラムを記録した記憶媒体(2006年11月2日)
特許第3922668号 免震装置の耐火構造(2007年3月2日)
特許第4042877号 免震床の配線構造(2007年11月22日)
特許第4079395号 積層ゴムの製造方法(2008年2月15日)
特許第4101925号 免震用すべり支承(2008年3月28日)
特許第4206152号 免震装置(2008年10月24日)
特許第4266452号 免震用積層ゴム装置の製造方法(2009年2月27日)
特許第4547074号 免震配管接続構造(2010年7月9日)
特許第4656516号 既存鋼製構造物の補強方法(2011年1月7日)
特許第4771861号 構造物の補強構造(2011年7月1日)
特許第4859118号 既存鋼構造部材の補強工法(2011年11月11日)
特許第4895284号 既存鋼構造部材の補強構造(2012年1月6日)
特許第4919406号 鋼構造の補強構造(2012年2月10日)
特許第4925754号 鋼構造物の補強工法(2012年2月17日)
特許第5111920号 既存建物の耐震補強構造(2013年1月9日)
特許第5140754号 鋼構造物の補強工法(2013年2月13日)

一覧へ戻る