教員紹介データベース


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 基本情報


氏名 蓮花 一己
氏名(カナ) レンゲ カズミ
氏名(英字) RENGE KAZUMI
学部・学科 学長
職名 教授・学長
出身学校・専攻 大阪大学 人間科学部 産業行動学研究室 卒業
出身大学院・研究科 大阪大学 大学院 人間科学研究科 学位取得
学位・資格 博士(人間科学)
本学での担当科目 交通心理学特論
研究内容 【運転者行動、事故分析、交通教育】
現代社会に生きる人間が何を考え、いかに行動するのかに関心があります。ドライバ-がなぜ事故を起こすのか、どうしたら防ぐことが可能かなど、フィ-ルド研究を中心に明らかにします。
シラバス(URL) https://csweb.tezukayama-u.ac.jp/syllabus/campus?func=function.syllabus.ex.search&nendo=2017&k_cd=622109
ひとことメッセージ 好奇心、体力、気力、知力。心理学にはパワ-が必要です。

 研究キーワード

研究キーワード
高齢ドライバー・交通行動・交通コンフリクト・事故分析・運転者教育

 著書

タイトル 著者 出版社 出版年月 担当区分 担当範囲 概要
Junge Kraftfahrer in Japan Bundesanstalt fur Strassenwesen Bereich Unfallforschung 19830900 単著 日本の道路交通での特異な社会現象である暴走族問題を中心に青年ドライバーの問題を論述する。青年の事故特徴とも関連させて従来の諸研究を概観しつつ、暴走族の歴史、その発生のプロセス、暴走族現象の東西比較を述べる。その態度構造を一般青年のそれと比較することで共通性と差異性を明らかにし、この社会現象の解明と対策について提言を行う。欧米の交通専門家に対して日本の交通事情、交通安全教育体制について一説を設ける。
行動科学ハンドブック 福村出版 19890700 共著 p9-14、p184-197 「序章:行動科学とは何か」 「13章:交通行動」 広範多岐にわたる現代心理学の諸領域を、本番は1)知識科学、2)発展科学、3)関係科学、4)健康科学という4つの分野に再編成している。それぞれについて、伝統的な研究、最近の研究、あるいは新しい方向性を打ち出す研究を紹介する形式を取っている。
応用心理学講座4 (記号と情報の行動科学) 福村出版 19940100 共著 p149-166 「Ⅱ部7章:対人コミュニケーション」 記号と情報の行動科学の中で、交通場面で行われる対人コミュニケーションを「対人交通コミュニケーション」として概説している。1節では、都市空間でのコミュニケーションの特徴を述べ、2節では対人コミュニケーションの手段とパターンを説明している。3節ではクラクションを用いた実験的研究の知見を整理し、4節では攻撃としての対人交通コミュニケーションの研究と考え方をまとめている。
現代都市の行動学 福村出版 19950300 共著 p141-150、p198-206、p224-234 「14章:交通科学」 「20章:ごみ捨て行動」 「23章:流言」 蓮花・西川が編者となり、現代都市における人間の行動を対人行動、産業・組織 行動・環境行動の諸側面からまとめた概論書である。「はじめに」で従来からの流れを説明し、「研究紹介」で各分野でのエポックメイキング的な重要研究を比較的詳しく紹介する。そして、解説で用語説明や最近の研究を概説する形式を採用している。
交通危険学 啓正社 19961200 単著 本書は、運転者教育としての危険学を概説したものである。自動車運転時の危険を知覚と行為の両面から観察し、運転者教育への展開を図った。危険は客観的な危険源であるハザード(hazard)と自分の行為との関係で生じるリスク(risk)に分けられる。欧米の考え方や手法を参考にして、日本での危険に対する行動をいかに訓練するかを述べている。
車のボディーランゲージ カーコミュニケーションの現状と分析 日経セイエンス 1998年1月号 19980100 単著 p119-122 カーコミュニケーションの内容と問題点を指摘した。まず、チャンネル別に具体例を解説した。カーコミュニケーションの不成立の原因を類型別に説明した。クラクションの合図の仕方が運転経験とともに変化することを実証した。攻撃としてのクラクションがドライバーの不可視性により促進されることを示した。
現代社会の産業心理学 福村出版 19990400 共著 p148-164、p165-182 「Ⅱ部8章:現代社会とリスク」 「Ⅱ部9章:交通」 向井希宏、蓮花一己
交通行動の社会心理学 北大路書房 19991100 共著 p1-6、p36-48、p92-99 「序章:交通行動の社会心理学」 「4章:ハザード知覚とリスク知覚」 「8章:カーコミュニケーション」を執筆 蓮花一己編
交通安全学 大阪交通科学研究会編 企業開発センター 交通問題研究室 20000200 共著 p63-67、p255-265 「第1部3章:交通心理学からのアプローチ」 「第3部4章:自己評価スキルの訓練」
TRAFFIC AND TRANSPORT PSYCHOLOGY Theory and Application Elsevier Ltd 20040000 共著 p91-100 Comprehension and evaluation of road users’ signaling - an international comparison between Finland, Germany and Japan Kazumi Renge, Gert Weller, Bernhard Schlag, Martti Peraaho and Esko Keskinen (ED.TALIB ROTHENGATTER and RAPHAELHUGUENIN)
TRAFFIC AND TRANSPORT PSYCHOLOGY Theory and Application Elsevier Ltd 20050000 共著 p91-99 Elderly drivers’ hazard perception and driving performance Kazumi Renge, Tomikazu Ishibashi, Masaaki Oiri, Hiro Ota, Shigeyuk Tsunenari and Marehiro Mukai (ED.GEOFFREY UNDERWOOD)
心理学総合辞典 海保博之・楠見孝編 朝倉書店 20060600 共著 p613-621 「第29章:交通心理学」 総勢79名に及ぶ日本の心理学研究者が執筆した心理学事典である。特徴は、心理学の体系に沿って全体を構成したところにあり、包括的な辞典である。執筆分担の「交通心理学」では、理論的背景を解説した後に、リスクテイキング行動やハザード知覚などを重点的に説明した。
応用心理学事典 日本応用心理学編 丸善株式会社 20070100 共著 p522-523、p526-527、p528-529 「第13章:交通心理学、カーコミュニケーション、リスク知覚とハザード知覚、リスクテイキングとリスク効用」 本辞典は、日本応用心理学会が企画・編集したもので、現代の心理学が多くの分野に分化し、応用され発展してきた内容を簡明に解説している。執筆分担の「交通心理学」の項目では、「カーコミュニケーション」と「リスク知覚とハザード知覚」と「リスクテイキングとリスク効用」を取り上げ説明した。
高齢ドライバーのリスクとその対策 環境と健康、Vol.20, No.1 20070300 単著 p51-59 高齢社会の進展と事故の増大について現状を述べた上で、高齢ドライバーに対する教育プログラムの開発とその効果測定研究の結果を解説した。運転時のビデオ映像を用いたフィードバック法が一定の教育効果を示した。
心のケアとサポートの教育-大学と地域の協働- 帝塚山大学出版会 20090600 共著 本書は、2006年から帝塚山大学で実施した現代GP「こころのケアとサポート教育の実践」での取組を解説したものである。取組全体のまとめと残された課題、さらに今後の展開の方向性を説明した最終章と合わせて、本書は今後の大学教育や現職の社会人教育に示唆を与える内容である。
交通心理学 NHK出版 20120300 共著 p9-35、p53-117、p153-169、p209-255 本書は、放送大学における2012年度開講の交通心理学の教材である。交通心理学の歴史と研究成果を踏まえつつ、事故に関わる行動としてハザード知覚やリスクテイキング行動の概説を述べている。また、交通参加者の行動を分析するためのアイカメラなどの研究の紹介や、子どもや初心運転者、高齢運転者など対象別の行動特性と彼らに対する教育研究を紹介する。ITS技術など交通問題解決のための工学的アプローチと交通心理学との連携についても触れている。(向井,1番目)
産業安全保健ハンドブック (公財)労働科学研究所 20130500 共著 p339-339 本書は、産業現場において多様な労働条件で働く人たちの安全・健康の課題に対して、視点と体制、リスク管理法、災害・障害と予防、業種別取組に分別して、最新の知見を解説する構成となっている。著者は、第2章2節に「交通・通勤事故」を執筆した。交通事故のリスクと対策、取り組み方について解説した。
社会心理学研究の新展開 北大路書房 20140300 共著 p107-125 本書は、「シリーズ21世紀の社会心理学」の別巻として企画された。現代の社会心理学研究の新動向を分野ごとにまとめ、第一線の研究者が現在進めている研究のテーマについて執筆している。著者は、第7章に「子どもと高齢者のリスクテイキング行動:交通行動の社会心理学」を執筆した。リスクテイキング行動の概略と研究の流れを示し、今後の展望を披露した。
交通・安全学 (公財)国際交通安全学会 20150331 分担執筆 第8章 交通心理学
P84〜P94
本書は、交通社会を取り巻く諸問題」を広く捉えるとともに、交通安全を支えている技術体系や社会システムについてさまざまな専門家が取りまとめたものである。第8章では、ドライバーの心理や交通行動を解説した。
TRAFFIC AND SAFETY SCIENCES International Association of Traffic and Safety Sciences 20150331 分担執筆 Chapter 8 Traffic psychology
P80〜P88
本書は、交通社会を取り巻く諸問題」を広く捉えるとともに、交通安全を支えている技術体系や社会システムについてさまざまな専門家が取りまとめたものである。第8章では、ドライバーの心理や交通行動を解説した。
心理学概論 ナカニシヤ出版 20160430 分担執筆 第20章 交通心理学
p227〜p236 
交通心理学の成立とその学問的位置づけについて概略を説明した。さらに、ドライバー行動としてのハザード知覚、高齢ドライバーの行動と教育、自転車利用者の行動と教育について解説した。
交通心理学(改訂版) 放送大学教育振興会 2017

 論文

タイトル 著者 単著・共著の別 発行雑誌 発行所 開始ページ 終了ページ 出版年月 掲載種別 概要
ドライバーの視覚的注意に及ぼす運転経験の効果 単著 国際交通安全学会誌IATSS Review  Vol.5 No.3 204 214 19790900 ドライバーの視覚的注意を研究するための手法として言語報告法を用い、主としてアイカメラ法との比較でその特徴を説明する。2つの実験を行い、運転経験による差異を分析する。熟練者は前方停止車や歩行者など安全走行に必要で重要な意味を持つ対象の報告が多く、また状態・印象・確認の報告が多い。免許非取得者は路面標示類を中心とした自車周辺の対象と遠方の対象など視線誘導対象の報告が多く、操縦に重点を置いた注意を行う。
The effects of driving experience on a driver’s visual attention 単著 国際交通安全学会誌 IATSS Research Vol.4 95 106 19800400 注)この論文IATSS Reviewに掲載された 「ドライバーの視覚的注意に及ぼす運転経験の効果-言語報告法による注視対象の分析-」の英訳である。IATSS Research は年5回出されるIATSS Reviewの中から論文を選択して年1回刊行される英文雑誌である。
Sehverhalten beim Autofahen(2)-Mit Hilfe eines muendlichen Berichtsverfahren 単著 Abstract Guide of 22nd International Congress of Psychogy 19800700 運転者の視覚的行動を研究する手段として二重作業法、アイカメラ法と対比して言語報告法を提唱する。言語報告法は、見ている対象を被験者に報告させるという簡単な手法であるが、「何を・どのように」見ているかを知る上で大きな長所を持っている。アイカメラ法は「どこを・どのぐらい」見ているかについて長所を持つ。実験室での実験結果に基づいて運転者の注視対象が運転経験でいかに変化するかを言語報告内容を分析して明らかにする。
ドイツにおける交通心理学研究 -特に運転者教育の研究実施状況- 単著 交通科学  Vol.13 No.2 1 7 19841200 ドイツ交通心理学の分野でも重点の一つである運転者教育の研究・実施状況を報告して、今後の日本の運転者教育の指針を示す。運転者教育は運転者育成教育、運転者再教育、事故違反運転者教育の3つに大別できる。教育内容で危険学がドイツの大きな特色である。現実の交通状況に近似した教習をさせることで危険をいかに防ぐかを学ばせようとする。対象者別プログラム、民間諸団体の強力な教材開発・訓練体制など日本にも導入したい。
Interpersonal communication in driving 単著 Proc.10th C.IAATM H.F.33  国際交通災害医学会 総会 1 3 19850500 道路使用者同士が行う対人コミュニケーションの具体例を面接法で収集し、手段・運転状況・マヌーバー(行動)・行動様式・メッセージの意味という側面から分類する。感情の表出・命令・暗示・連絡・礼儀の5項目が存在する。周辺領域として、手段使用の基本的態度・相手行動からの推測・信号などの静的コミュニケーション装置・問題行動の4つが抽出され、とくに問題行動については、発信者側と受信者側とに分かれてカテゴリー化した。
自動車運転時の対人コミュニケーション 単著 交通科学研究資料 第26集 19851200 対人コミュニケーション研究の一分野である非言語的コミュニケーション研究は身振り・表情などについて従来行われてきた。ここでは言語の剥奪状況下と言える自動車運転時の具体例を面接法で収集した結果を示す。運転時の対人コミュニケーションの多様性、とくに「感情表出」「礼儀」という社会的行動としてのコミュニケーションが強力に普及していることが実証できた。反面、合図の誤解や評価の誤りも広範囲に存在している。
クラクションによる対人コミュニケーションの実験的研究 単著 交通科学  Vol.15 No.2 27 33 19860200 クラクションが使用される状況を20の場面スライド提示する。内容は「不快感の表出」「命令」「明示」「連絡」「礼儀」の5つのカテゴリー(各4刺激)である。被験者はペーパードライバー群(10名)、初心ドライバー群(10名)、一般ドライバー群(10名)の計30名の被験者である。クラクションレコードには刺激カテゴリーにより大きな違いがあり、「礼儀」や「命令(依頼)」が短く、「不快感の表出」が長いクラクションであった。ペーパードライバーは他の2群の被験者よりもクラクション時間が長く、ディスコミュニケーションの一因となると推測された。
ドイツにおける最近の二輪車運転教育 単著 月刊交通 1987年 5月号 45 55 19870500
交通における文化の諸要因の国際比較 共著 IATSS Review Vol.14 No.4 230 248 19881200 本論文は1985年〜1987年にかけて行った国際共同研究の成果の一部を発表するものである。交通問題にはその社会の文化的特性が反映するが、ここでは特に交通事故の発生に関する交通行動、さらに交通をめぐる意識を各国で調査し、問題の構造を明らかにしようとした。カナダ、韓国、日本の3カ国の行動面と意識面での比較調査を行った。行動は現地フィールド調査、意識は質問紙調査を手法として用いた。交通行動としては確認行動において、また意識としては、事故原因、走行速度等の面において、文化を反映した結果を認めることができた。
交通行動学序説 単著 帝塚山大学紀要  第26号 19891200 「モビリティ」を扱う重要分野である交通行動学について最近の研究成果をまとめたものである。本章では第一節において危険概念と危険対処の様式について概論する。第二節において、交通場面での対人コミュニケーションや同調行動、攻撃行動など、都市に生きる人間に頻繁に生じるであろう場面を研究に結びつけた例を紹介する。第三節では、交通行動に及ぼす文化の影響について、暴走族などの社会現象、地域や各国の交通参加者の行動比較を行った研究を紹介する。
大阪の路上駐車ドライバーの意識と行動 共著 交通科学  Vol.20 No.1 17 23 19900800 大阪市域における運転者を調査対象として、大都市中心における駐車行動、特に路上駐車行動の心理的背景を質問紙調査 と路上面接調査によって分析する。質問紙調査は1,425名の回答者であり、路上駐車行動には一定の行動傾向性が見出された。仕事で路上駐車を行う者は勤務先でも仕事先でも自宅でも行う傾向がある。意識面でも路上駐車容思傾向が強い。路上駐車ドライバーへの面接調査では計611名のドライバーに対して、駐車目的等について質問がなされた。荷物の持ち運び等の業務形態が路上駐車に強く作用していることも明らかになった。
交通空間での対人コミュニケーションの実験的研究 単著 帝塚山大学教養学部紀要 第31号 415 435 19920700 交通状況でのドライバーがクラクションを用いて行う対人コミュニケーションを分析した研究である。20の交通場面がスライドで提示され、被験者はその意味に応じて適切と思われるクラクションを鳴らす。29名の教習所指導員、39名の学生(初心者20名、経験者19名)が被験者として用いられた。クラクション反応をクラスター分析にかけて、1)社会的エチケット、2)安全確保、3)不快感の表出の3つを抽出した。社会的エチケットのクラスターは初心者でも成立していたが、その他は分離できなかった。初心者と経験者の間のディスコミュニケーションの原因について考察を行った。
無信号交差点での側方視距離と交通量が左右確認行動に及ぼす効果 単著 交通心理学研究 Vol.19
No.1 29 37 19930000 信号交差点でのドライバーの左右頭部運動回数がフィールド観察法により測定された。大阪での20カ所(16交差点)について、左右の見通し距離、交通量、一時停止標識の有無などの外的変数が確認回数に及ぼす効果について、重回帰分析により検討が行われた。一時停止標識の有無が確認回数に大きな効果を示した。一時停止のある交差点のみで分析を行った場合、交通量が多くなるにつれて、さらに左右の見通しがよくなるにつれて確認回数は増大する結果を得た。
ハザード知覚の構造と機能に関する実証的研究 共著 応用心理学研究  No.18 37 54 19930000 「危険感受性診断テストTOK」は、ドライバーのハザード知覚を測定するテストである。このテストを受検した12562名のドライバーについて、交通状況の危険性評価(危険感受度得点)や個別の項目への回答(危険認知度得点)を得た。因子分析を行い危険感受度については、1)一般的ハザード、2)潜在的ハザード、3)行動予測の3因子を抽出した。また、年齢層別の因子ごとに異なることを見出した。10代の若手ドライバーは一般的ハザードの状況を危険と評価する傾向がある。しかしすぐにその危険性評価は低下し、いずれの状況も危険とは評価しない。中年齢層が評価が高い一方で、高年齢層が再び危険性評価が高くなる傾向を示した。
交通空間での対人相互作用(博士論文) 単著 大阪大学 19950300 学位論文として、これまでの対人交通コミュニケーションと攻撃行動の実験的研究をまとめたものである。さらに、交通状況での対人相互作用の研究の流れをまとめ、その必要性を述べている。対人コミュニケーションの面接調査、クラクションを用いた実験的研究、クラクションを用いた攻撃行動の研究を中心として構成されている。攻撃行動の研究では相手のドライバーの可視性を変化させることで、不可視条件で攻撃的なクラクションの比率が増大することを示した。コミュニケーション(合図のやりとり)としての相互作用が攻撃としての相互作用に転化するメカニズムについて考察がなされている。
フィンランドの運転免許教育の新たな動向 単著 自動車学校  1995年8月号 4 10 19950800
公式・非公式の対人交通コミュニケーションの理解に及ぼす運転経験の効果-スライド提示法を用いて- 単著 社会心理学研究  Vol.12 No.2 125 134 19951200 交通場面での対人コミュニケーションで用いられている合図のうち、方向指示器、ハザードランプ、パッシングライト、身振りを用いて、その理解度を調べている。 63名の被験者(初心運転者32名、経験運転者31名)を用いて、24場面の刺激をスライドプロジェクタで被験者に提示した。各合図の意味について4つの選択肢から選択すると同時に、その回答の自信度を評価させた。合図を、公式装置合図、非公式装置合図、非公式身振り合図に3分類した。経験運転者は初心運転者よりも合図への理解度は高かった。この傾向は非公式装置合図の理解度について、とくに著しかった。経験群は初心群よりも回答への自信度が高い。自信度については性別の効果も現れ、男性の方が女性よりも自信度は高かった。
無信号交差点での運転者の確認行動と減速行動 共著 交通心理学研究  Vol.11 No.1 23 27 19951200 住居地域で連続する2つの信号交差点でのドライバーの左右確認行動、減速行動がフィールド観察法で測定された。ドライバーの行動が異なる交差点間、及び異なる行動指標間で関連性を示すかどうかが問題とされた。135名のドライバーが観察された。ドライバーの左右確認回数、接近速度、ブレーキ点灯時間が2つの交差点で関連を示した。また、同一地点での行動指標間も関連性が高かった。
転機に立つヨーロッパの運転者教育 単著 人と車  1996年8月号 4 13 19960800
Risikowahrnehmung des Kraftfahrers in Japan.(日本のドライバーのリスク認知) 単著 Fortschritte der Verkehrspsychologie 1996 (ED.Schlag,B.) 583 592 19970000 「危険感受性テストTOK」の研究をドイツ交通心理学会で報告した論文が収録されている。交通状況の危険性評価(危険感受度得点)や個別の項目への回答(危険認知度得点)について因子分析を実施した。結果を年齢別及び経験別に分析し、年齢効果と経験効果のどちらが危険認知に影響したかを検討した。
A preliminary study on young drivers’ hazard perception, self-confidence, and choice of speed. 単著 The proceedings of the 55th Japanese Congress of Traffic Psychology 25 26 19970000
子どものための学校交通教育-ヨーロッパでの展開と日本の課題 単著 国際交通安全学会誌  Vol.22 №3 177 185 19970100 日本の交通教育の問題点とドイツの展開を紹介した上で、子どもをよき交通参加者及び交通形成者として育成する継続的な交通教育を提案する。交通テーマとしては、(1)地域コミュニティでの教育、(2)親からの教育、(3)合図と見せることの教育、(4)身体保護装置の教育、(5)社会的態度と社会的行動の教育、を取り上げている。さらに、日本での子どもへの総合的安全対策として、交通教育を中核とする日本版「子どもと交通」計画を提案するとともに、ボランティア組織など民間組織の活用も提言している。
奈良県における事例調査と交通行動視察を併用した事故原因分析研究-若者運転者の事故を中心として- 単著 交通科学  Vol.26 №1 10 20 19970500 本研究では、事故統計分析、事故事例分析、交通行動分析を組み合わせて、奈良県での若者の事故原因を分析し、安全対策を立案する。事故事例分析では、幹線道路での事故事例169件について、追突事故、右折サンキュウー事故、出入口からの左右折事故という事故類型ごとに検討した。若者に多い類型として、右折サンキュウー事故を抽出した。事故多発地点での行動観察により、出入口での入場車両や出入口からの右左折退場車両により数多くの交通コンフリクトやインシデントが発生していることが明らかになった。出入口対策や飲食店などのアミューズメント対策の必要性を提言した。
変化する交通社会と交通安全の新たな展開 単著 人と車 8月号 4 13 19970800
未来からの教育としての危険学 単著 季刊現代警察 8月号 36 44 19970800
Fahrsimulatoren in der japanischen Fahrschulausbildung. 共著 Zeitschrift fuer Verlehrssicherheit  Vol.43 №3 108 116 19970900 日本における1994年の教習制度の改革に伴い導入された高速道路運転のシュミィレーション教習について説明している。さらに、効果測定研究の概略を、教習所指導員と教習生の双方からの評価を中心に述べている。シュミィレーション教習の長所と問題点について解説した上で、効果測定研究の問題点についても指摘した。
Drivers’ hazard and risk perception, confidence in safe driving, and choice of speed. 単著 IATSS Research Vol.22 №2 103 110 19980000
標高差の著しい過密自動車専用道路の危険性と安全対策-運転行動分析と交通コンフリクト分析に基づく提言- 単著 帝塚山大学 教養学部紀要 48 70 19980000
Drivers’ hazard and risk perception, selfcomfidence in safe driving, and choice of speed. 単著 The proceedings of the 24th International Congress of Applied 19980000
ボディランゲージ -カーコミュニケーションの現状と分析- 単著 日経サイエンス  1998年1月号 119 122 19980100 カーコミュニケーションの内容と問題点を指摘した。まずチャンネル別に具体例を解説した。カーコミュニケーションの不成立の原因を類型別に説明した。クラクションの合図の仕方が運転経験とともに変化することを実証した。攻撃としてのクラクションがドライバーの不可視性により促進されることを示した。
ヨーロッパの交通安全教育の新しい波 単著 人と車  1998年6月号 4 13 19980600
よき運転者を育てるために 単著 人と車  1999年8月号 4 11 19990800
諸外国にみる交通安全教育-ドイツにおける安全教育- 単著 交通安全教育  2000年1月号 11 15 19991200
Effect of driving experience on drivers’ decoding process of roadway interpersonal communication. 単著 Ergonomics  Vol.43 №1 27 39 20000100 交通場面での対人コミュニケーションで用いられている合図のうち、方向指示器、ハザードランプ、パッシングライト、身振りを用いて研究を行った。63名の被験者を用いて、24場面の刺激を被験者に提示した。合図の理解度と回答の自信度を評価させた。合図を、公式装置合図、非公式装置合図、非公式身振り合図に3分類した。経験運転者は初心運転者よりも合図への理解度は高かった。この傾向は非公式装置合図の理解度についてとくに著しかった。経験群は初心群よりも回答への自信度が高い。自信度については性別の効果も現れ、男性の方が女性よりも自信度が高かった。
Comprehension and evaluation of road users’ signaling-An international comparison between Finland, Germany, and Japan. 共著 International Conference on Traffic and Transport Psychology. 20000900 フィンランド、ドイツ、日本のドライバー261名に対して路上の対人コミュニケーション場面を提示して、その理解度を調べるとともに、その必要度や「攻撃的-友好的」の評価をさせた。合図を「公式-非公式」の軸と「身振り-装置」の軸で4分類した。国別の差が大きく生じ、日本のドライバーの合図への理解度や自信度が低かった。また、公式身振り合図にしても日本のドライバーは必要性を低く評価した。 公式装置合図と公式身振り合図について、友好度に関して、フィンランドのドライバーの評価が高かった。
運転時のリスクテイキング行動の心理的過程とリスク回避行動へのアプローチ 単著 国際交通安全学会誌  Vol.26 №1 12 22 20001200 ドライバーのリスクテイキング行動の過程を、リスク知覚、ハザード知覚、運転技能の自己評価、リスク効用という諸側面から、とくにハザード知覚と自己評価の両側面とリスク知覚の関連性について検討した。さらにリスク補償やリスクホメオスタシスの概念と論争について、また、安全性以外の欲求や行動基準が影響している「リスク効用」の問題、とくに、センセーション・シーキングについて最近の研究動向を説明した。最後に、ドライバーのリスク回避行動を促進するための有効な対策について提案を行っている。
子どものハザード知覚の発達に関する研究 単著 帝塚山大学 人文科学部紀要 6 14 20010000
高齢者の運転について 単著 高速道路と自動車  Vol.44  No.11 13 28 20010100
高齢ドライバーのリスクテイキング行動の研究 単著 日本応用心理学会第68回大会発表論文集 24 25 20010900
個性の時代と交通安全の新たな展開 単著 人と車  2002年2月号 15 19 20020200 「第42回交通安全国民運動大会・交通安全教育部会」 講演内容をまとめたものである。交通参加者一人ひとりの個性に応じた教育が必要であるという提言を行った。さらに、子どもや高齢者の行動特性を説明しつつ、具体的な教育内容を提示した。
小学生への交通教育の効果を 見る-交通教育プログラム「あやとりぃ」の概要と課題- 単著 交通安全教育  2002年7月号 6 14 20020700 三重県で実施されている交通教育プログラムである『あやとりぃ』を取り上げて、教育効果研究を実施した。『あやとりぃ』教育の概要と特徴を説明した後、効果測定研究の必要性を述べた。さらに、これまで行った子どもへの行動観察調査結果と質問紙によるテスト結果を示した。行動に関して無信号交差点での行動に改善がみられ、知識面での改善も示された。また効果がみられない点についても指摘し、今後の改善への提案を行った。
高齢ドライバーを対象としたハザード知覚教育の効果測定 共著 国際交通安全学会誌 Vol.32 No.4 274 281 20071200 高齢ドライバーのハザード知覚の教育プログラムを検証することを目的として、39名の高齢者を実験群と統制群に分けて、ハザード知覚テストをディスカッション教育の前後に実施した。実験群でハザード知覚得点は上昇した。特に潜在的ハザード得点は実験群で教育効果が見られたが、統制群は変化が見られなかった。 (蓮花他3名)
高齢ドライバーに対する教育プログラムの開発-一時停止・安全確認行動に注目して- 共著 国際交通安全学会誌 Vol.32 No.4 282 290 20071200 高齢ドライバーの問題点である交差点での運転行動を改善する為に開発された教育プログラムを実施し、効果測定調査を行った。確認行動では一部のパフォーマンスで改善された。速度行動は教育前に比べ、教育後には改善された。自己評価は変化が見られなかったが、指導員評価は教育後に上昇した。(向井他3名、2番目)
高齢ドライバーの日常走行でのインシデント研究 単著 第7回ITSシンポジウム2008発表論文集 91 96 20080000 高齢ドライバーの日常走行時のインシデントを収集し、年齢や指導員評価との関連を分析した。発進・停止時、右左折・カーブ走行時の一定以上の縦Gと横Gの加速度をインシデントとみなし、65歳以上の27名の高齢者に対して、ドライブレコーダによるマイカー走行時の運転行動を記録した。指導員評価に関する評価で高インシデント群の評価が低インシデント群と比べて低かった。インシデント発生には個人差が大きく、習慣的に大きな加速度を反復して発生させる者が存在した。
インシデントを生起させた高齢ドライバーの行動特性の分析 共著 交通科学 Vol.39 No.2 66 72 20080000 走行中に車線間違いや交差点のショートカット、路外逸脱などのインシデントを発生させた高齢ドライバーについて、運転パフォーマンスやハザード知覚などの指標との関連を調べた。調査参加者87名を、インシデントの質的基準と量的基準に基づいて、複合インシデント群、重大インシデント群、反復インシデント群、非インシデント群に分けた。複合インシデント群は、交差点での通過速度が高く、不停止率が高い傾向を示した。また、ハザード知覚テストで「他車の行動予測」に関する得点が低かった。(蓮花他3名)
装着型センサを用いた運転技術自動評価システムの開発と講習現場への導入の試み 共著 電子情報通信学会技術研究報告 1 6 20080000 事故リスクの高い場所における運転行動を自動評価するシステムを提案した。無線ジャイロセンサ情報とGPS情報とを併用することで、運転者が事故予防動作をしているかを自動的に判定する。タクシー運転者の実車実験を実施し、教習所指導員の評価結果と80%以上の精度で一致することを確認した。(多田他4名、4番目)
無線ジャイロセンサを用いた無信号交差点における運転者挙動計測の試み 共著 電子情報通信学会技術研究報告 Vol.107 No.491 105 110 20080000 無信号交差点での運転者の左右確認動作やアクセル・ブレーキペダル操作を計測するために、本研究では運転者の頭部及び右足に無線ジャイロセンサを装着して計測する手法を提案した。タクシー運転者を対象とした公道上実車実験を実施し、走行中の運転者の確認動作や右足位置を90%以上の精度で計測可能なことを確認した。 (多田他7名7番目)
コーチング法による高齢ドライバー教育の有効性研究 共著 第76回日本応用心理学会発表論文集 p26 20090900 コーチング法を用いた高齢ドライバーへの教育プログラムを提案し、その効果測定を行った。教育後に高齢者の確認回数が増大し、その効果が一カ月後にも継続していた。また、見通しの悪い交差点や一時停止交差点を低速で通過した。指導員評価も教育後に上昇し、継続していた。以上のような教育効果が明らかとなった。 
信号交差点における横断歩道外横断と他の歩行者行動特性の関連性 共著 第76回日本応用心理学会発表論文集 p91 20090900 信号交差点での歩行者の横断時間を歩道内と歩道外に分けて分析した。左右確認行動、歩行速度、走り横断の有無、信号無視の有無、という行動指標に基づいて比較した結果、確認なしの横断において、確認有りよりも歩道外横断時間が長かった。また走り横断での横断歩道外時間が長かった。 
歩行者の交差点横断行動に関する研究 共著 第75回日本交通心理学会発表論文集 97 100 20100000 歩行者の横断歩道外横断を対象として行動観察調査を実施した。歩道外横断を行った歩行者の横断歩道外横断距離と速度に焦点を絞り、他の歩行者行動指標との関連性を調べた。確認行動を行わない歩行者は、横断歩道外の距離が長いことがわかった。また速度に関しては、高齢層の歩行速度は低かく、より事故発生の危険性を高める結果となった。
運転技能自動評価システムを用いた技能診断の業種別検討-国土交通省安全運転推進事業に基づくドライバー研修- 共著 第75回日本交通心理学会発表論文集 1 4 20100000 本研究は、運転技能自動評価システム「objet」を用いて、一般ドライバー及びタクシー、トラック、バス等の運送実務にあたるドライバーに運転技能診断を実施し比較検討した。その結果、バス、トラック、タクシー、一般の順に評価が良かった。特にバスは速度調節や一時停止履行並びに安全確認面すべての項目で他の群より良好であった。また、年齢別の評価では、70歳代の高齢者の評価が低い結果となった。
交差点における高齢ドライバーの運転行動と自己評価の関係―非高齢ドライバーとの比較―. 共著 交通科学 Vol.41 No.2 55 65 20100000 本研究は、交差点における高齢ドライバーと非高齢ドライバーの運転行動を状況別に比較し、さらに両群の運転行動と自己評価の関係を検討した。その結果、交差点右折時では高齢ドライバーは進行方向と反対側の確認が不十分なこと、一時停止交差点直進時に減速開始が遅いことが示された。 また、運転の自己評価では確認で高齢ドライバーの自己評価と実行動の乖離が示され、高齢ドライバー特有の問題点が明らかになった。
運転暴露に関する高齢ドライバーと中年ドライバーの比較 日本交通心理学会第75回大会発表論文集 共著 日本交通心理学会第75回大会発表論文集 49 52 20100000 高齢ドライバーと中年ドライバーの運転暴露を運転距離・運転頻度・運転範囲・負荷の高い状況下の運転回避の指標を用いて比較した。高齢ドライバーは、運転頻度を減少させていたが、負荷の高い状況下の運転を回避していなかった。必ずしも運転暴露を減少させているとはいえないことが示唆された。さらに運転暴露の減少に重要な要因は生活特性であることが明らかになった。
装着型センサを用いた交通ハザードマップ自動生成の試み(メディア処理とバイオメトリクス及び一般) 共著 映像情報メディア学会技術報告  Vol.33 No.54 37 40 20100000 本研究は、転手に装着型センサを取り付けて運転手の一挙一動を計測し、計測した動作データから危険認知不足にともなう行動を推定し、推定した行動が頻発する領域を潜在的危険領域として抽出する。抽出した潜在的危険領域に基づき交通ハザードマップを生成し、これら一連の仕組みを自動化する手法を提案する。
運転挙動解析におけるアイマークレコーダデータとジャイロデータの関連性の検討 共著 映像情報メディア学会技術報告  Vol.33 No.54 33 36 20100000 本研究は、交差点の右左折など危険性の高い運転行動時には、頭部挙動を伴う確認行動が生起しやすいことに着目し、装着型ジャイロセンサによって計測した頭部挙動から、運転者の確認行動を推定する手法を提案している。さらに、自動車運転時のアイマークデータとジャイロデータの間にどの程度関連があるのか、どのような視線移動であればジャイロデータから推定することができるのか、について実交通環境下で検討を行った。
Evidence-Based Automated Traffic Hazard Zone Mapping Using Wearable Sensors 共著 ACM 12th International Conference on Multimodal Interfaces 20100000 ドライバーの頭部運動による安全確認行動をジャイロセンサを用いて測定する手法を紹介すると共に、教習所指導員と一般ドライバーを対象にして、路上走行を実施して確認行動を検証した。経路上で、顕在的危険箇所、潜在的危険箇所、相対的安全箇所という三類型に地点を判別した。
交通参加者の心理・行動特性に基づく地域での安全対策研究―奈良県交 通安全対策検討委員会の活動を通して― 共著 第75回日本交通心理学会発表論文集 37 40 20100000 著者が委員長を務める「奈良県交通事故対策検討委員会」(奈良県・2008年度〜22年度)の交通安全対策の流れを紹介し、効果測定を実施した交差点での取り組みを中心に解説を加えた。また、本取り組みの今後の展開を紹介した。
高齢ドライバーと教習所指導員のハザード知覚に関する研究 共著 第75回日本交通心理学会発表論文集 45 48 20100000 本研究は、高齢者と教習所指導員を比較し、高齢ドライバーのハザード知覚能力を調べた。特にどのようなハザードを見落としやすいのかを検証した。高齢者の方が、行動予測ハザードと潜在的ハザードにおいて正答率が低くなることがわかった。特に、カーブミラーのハザードに弱点を有していることがわかった。
コーチング技法を用いた高齢ドライバーへの教育プログラムの効果 共著 交通心理学研究,  Vol.26 No.1 1 13 20110000 本研究は、高齢ドライバーに対して、コーチング法による教育を実施することで、運転行動および自己評価への教育効果が生じるかを検討した。その結果、教育効果は、頭部の確認行動遂行や見通しの悪い交差点や一時停止交差点での減速などの運転パフォーマンスと指導員評価に効果を示し、一か月後も継続していた。 しかし、自己評価は教育直後に低下したものの、一か月後にはほとんど元に戻った。
Measuring Cyclists' Behavior Using Wearable Sensors for Automatic Creation of Safety Behavior Map 共著 Transportation Research Board ?90th Annual Meeting 20110000 中学生の自転車利用者の安全確認行動をジャイロセンサによって測定した。道路上でのフィールド実験を行って、交差点や駐車場入り口などの危険箇所への確認行動の個人差を特定した。36名の実験参加者の確認水準が必要水準を大きく下回っていることが実証された。
装着型センサを用いた運転技能自動評価システムの開発と講習現場への導入 共著 第43回土木計画研究発表会(筑波) 20110500 筆者らが開発した運転技能自動評価システムObjeの概要、ならびにObjeを用いた公道での職業運転手や高齢者に対しての安全運転講習の成果について報告している。 (多田他4名、5番目)
運転態度の年代比較 共著 日本応用心理学会第78回大会発表論文集 p85 20110900 本研究では運転態度における年齢の効果の検証を目的とした。278名(若年者82名、中年者74名、高齢者104名)に藤本・東(1996)の運転態度尺度への回答を求めたところ、多くの下位尺度において有意な年代差が認められた。得られた結果と事故統計を元に、特に事故リスクの高い若年者と高齢者の違いについて考察した。(南方,2番目)
高齢者の交通事故の現状とその背景 単著 交通科学  Vol.42  No.1 33 40 20111200 高齢者の交通事故(2010年)の現状を、歩行中、自転車乗車中、自動車乗車中という状態別に検証した。また、府県別の事故率を示した。
交通参加者の行動をセンサで調査 リスク情報をあぶり出す 単著 日経BP社 日経エレクトロニクス 2月6日号 20120200 本著は日経エレクトロニクス2月6日号に掲載された論文である。ICTを活用する交通安全対策の連載特集の第1回目である。運転の“慣れ”の中にある潜在的な危険性をあぶり出す意義を紹介している。
ドライバーの外的ハザードと内的ハザードに関する予備的研究 共著 日本交通心理学会第77回大会発表論文集 3 4 20120600 本研究では、先行研究が実証してきた駐車車両や横断歩道の歩行者などの外界に存在するハザード対象の知覚に加え、ドライバー自身が事故発生の可能性を高める要因である、感情やパーソナリティといった内的なハザードの知覚についても検証した。ベテラン群(バスドライバー)と学生群(初心者ドライバー)への面接調査の内容を元に、KJ法によって発話内容を分類し、2群の違いを検討した。その結果、ベテラン群の方が経験によって外界の静止している対象や運転前の心構えにより多くの注意を払っていることが示唆された。(南方,2番目)
感情生起がハザード知覚に与える影響 共著 日本応用心理学会第79回大会発表論文集 p52 20120900 本研究では、感情生起がハザード知覚に与える影響について検討した。大学生に対して、ハザード知覚テストを実施し、感情生起群と統制群の比較を行った。その結果、感情生起群の男性は感情の影響を受けやすく、感情生起がハザード知覚を阻害しうることが推察された。一方、女性はその傾向は見られなかった。つまり、個人の属性によって感情生起が運転状況の認知に影響を与え、さらに個人属性が影響する可能性が示唆された。(南方,2番目)
Elderly Driver Retraining Using Automatic Evaluation System of Safe Driving Skill 共著 第19回ITS国際会議発表論文集 20121000
A Trial Design of Real-time Safety Driving Advice System Using Wearable Sensors 共著 International Workshop on Advanced Image Technology 2013 (IWAIT2013) p917 p920 20130100
トラックドライバーへの教育プログラムの有効性について-運転技能評価システムObjetを用いて- 共著 日本応用心理学会第80回大会発表論文集 p43 20130900 本研究は、奈良県におけるトラックドライバーに対して運転診断評価システムObjet(オブジェ)を用いて運転診断を行い、その問題点を把握することで、改善へのアプローチを行うものである。調査対象者は、奈良県のトラックドライバー42名に対して教育研修を実施した。その運転技能の向上が認められた。交差点別の確認については、トラック事故で多く発生している左折・巻き込み事故を防ぐための左側の確認が教育後に多く行われていることが認められた。
An Analysis of Elderly Drivers' Behavior around Accident-Prone Toll Plaza on Expressway 共著 第20回ITS国際会議発表論文集 20131000
Elderly Driver Retraining Using Automatic Evaluation System of Safe Driving Skill 共著 ET Intelligent Transport Systems, Vol.8, Issue 3 p266 p272 20140300
高齢ドライバーと中年ドライバーのリスクテイキング行動に関する実証的研究 共著 応用心理学研究 39 3 p182 p196 20140300 本研究は、高齢ドライバーのリスクテイキング行動を中年ドライバーと比較することで、心理面や行動面でのリスク関連要因を調べることを目的とした。高齢ドライバーは中年ドライバーよりもハザード知覚の得点が低く、無信号交差点での走行速度が高かった。また、安全確認のための探索的頭部運動に関して、中年ドライバーよりも左方向への確認角度が浅いなどの結果を示した。相関分析の結果、年齢要因は他の心理・行動要因と強い関連を示した。さらに,「ハザード知覚得点」と「交差点確認回数」の変数が「運転技能の指導員評価」との間に有意な関連を示した。
運転経験が及ぼすハザード知覚と注視行動への効果の研究 阪井俊範,蓮花一己 共著 関西心理学会第126回大会発表論文集 P62 20141109 研究論文 本研究は、従来のハザード知覚に関する研究では扱われることの少なかった注視行動をアイマークレコーダーを用いて測定した。ハザード対象への注視時間などを測定し、これらの要素と運転経験の差の関連について検討した。普通運転免許証を保持するドライバー27名(若年者13名、経験者14名)に対して調査を実施した。結果、注視時間に一定の差異が見られ、経験者は交通参加者の行動予測を伴うハザードの認知に重きを置いていると考えらた。
若年者の自転車利用時の危険状況と他者との関係について 蓮花一己,治部哲也,中西誠 共著 平成26年度学術研究発表会 講演論文集 (一社)交通科学研究会 P19 P20 20141205 研究論文 本研究では、若年者の自転車利用の実態を明らかにするとともに、自転車に関わる危険な状況を、自転車利用者の立場からの自由記述について分類した。男性の免許保有者は、相手が自転車との危険状況の記述が多く、非保有者は相手が歩行者に関する記述が多かった。女性の場合、この傾向が示されなかった理由として、免許を保有しても歩行者的な意識が残っているのか、そもそも歩道上を利用する頻度が多く、歩行者とのトラブルの機会が多いという可能性が考えられる。
友人の同乗による若年ドライバーの心理的影響の検討 今井靖雄,蓮花一己 共著 平成26年度学術研究発表会講演論文集 (一社)大阪交通科学研究会 P29 P30 20141205 研究論文 本研究は、若者の同乗者に関する意識を調べることで、若者運転者に対する同乗者効果の因子構造を解明した。大学生及び一般人170名に対して質問紙調査を実施した。因子分析の結果、助言への同乗者の不満因子、みっともなさを恥じる因子、リラックス因子などが抽出された。今回、若い調査対象者に対して質問紙調査を行ったことで、運転が下手なことが知られたくないといった考えや、安全運転を心がけるといった初心者らしい心理を把握することができた。
道路情報板に表示されるシンボルの情報伝達機能の評価 飯田克弘,鈴木彩希,蓮花一己,高橋秀喜,糸島史浩,田坂真智 共著 第35回交通工学研究発表会論文集(研究論文) (一社)交通工学研究会 119 125 20150508 我が国の高速道路では情報の判読性向上を期待し、シンボルを表示する可変式道路情報板が導入されつつあるが現行のシンボルの中にはドライバーに正しく理解されていないと指摘されるものが多い。本研究では、突発性事象の中で発生頻度や重要度を考慮して、事故、火災、落下物に着目しこれらの事象を示す新たな図形のデザインを考慮した。そして、JISやISOに定められている評価試験方法を参考にし「可読性」、「理解度」、「適切性」に関する評価項目を設けて、被験者50人に対して運転状況化で上記シンボルが情報伝達に有効に機能するか現行シンボルとの比較を通じて分析を行った。結果、事故や火災のデザインは車体の輪郭を単純化して表現すること、落下物は落下物現行のように具象化したものは高い評価が得られた。今後の課題として、図形だけに主眼を置くのではなく、実際に表示される文字情報を表示し、情報板全体としての判読性を評価する必要がある。
高速道路における高齢運転者のハザード知覚特性分析 多田昌裕,飯田克弘,中西誠,安時亨,山田憲浩,蓮花一己 共著 第35回交通工学研究発表会論文集(研究論文) (一社)交通工学研究会 417 424 20150508
交通場面での高齢者の行動と教育 単著 第80回日本交通心理学会発表論文集 p11 p12 20150606 学会の基調講演の報告である。最初に自転車利用者の免許の有無によって運転の仕方が異なるのか調査した。教習所内に見通しの悪い交差点と駐車車両設置を設け、ジャイロセンサや外部カメラを用いて行動を記録した。その結果、自転車でも歩行者でも免許非保有者の方が保有者よりも確認水準及び走行位置得点が低かった。さらに、高齢ドライバーに関する研究を概観し、確認行動と一時停止、ハザード知覚に問題があることが明らかとなり、さらに、ハザード知覚に課題を有する者は運転の指導員評価も低かった。最後に教育効果についての研究が紹介された。
友人の同乗による心理的影響の規定因に関する研究 今井靖雄、蓮花一己 共著 第82回日本応用心理学会発表論文集 p44 20150900 本研究では、若者と中年の同乗者に関する意識を調べて、それぞれの特徴を明らかにして、若者運転者における同乗者効果の発生原因を特製しようとした。因子として、「助言への不満因子」「自己不安因子」「感謝因子」「リラックス因子」「安全意識因子」が抽出された。安全因子で2次の交互作用が見られ、男性の若者では、初心者群の方が経験者群よりも因子得点が高かった。初心者群では若者よりも中年群の方が安全意識が高かった。また運転について、性別の効果が示された。
ドライバーの安全意識と地域性ー香川県を中心とした比較検討ー 治部哲也、山口直範、蓮花一己、赤羽弘和 共著 交通科学研究会学術研究発表会論文集 (一社)交通科学研究会 p27 p28 20151208 国際交通安全学会の研究プロジェクト『香川研究ー事故発生要因の分析と対策への提言』で実施されたドライバーの意識調査の報告である。香川県及び他の4県での2900名のドライバーへの質問紙調査を実施した。更新時講習の優良・一般・初回・違反・違反者の各講習において、フェースシート及びリスクテイキング尺度、T-LOC尺度の結果に基づき、1)リスクテイキング行動の地域差については検証できなかった、2)地域性は単純に地域間の差ではなく、講習種別間の差として示された。とくに香川県ではこの講習種別間の差が大きかった。
高速道路における高齢運転者のハザード知覚特性分析 多田昌裕、飯田克弘、中西誠、安時享、山田憲浩、蓮花一己 共著 交通工学論文集(特集号A) (一社)交通工学研究会 Vol.2 No.2 p75 p84 2016
高齢ドライバーの認知機能と運転行動の関連 中村行宏、蓮花一己、多田昌裕 共著 第83回日本応用心理学会発表論文集 日本応用心理学会 p117 201609
高齢ドライバーの認知機能とハザード知覚の関連 中村行宏、蓮花一己 共著 第128回関西心理学会発表論文集 関西心理学会 p57 201611
高齢ドライバーの軽度な認知機能低下が運転行動に及ぼす影響に関する調査研究 蓮花一己、朴啓彰、多田昌裕、中村行宏、大田学 共著 平成28年度学術研究発表論文集 (一社)交通科学研究会 p27 p28 201612
運転行動の直接フィードバックによる職業ドライバーに対する教育効果の実験的検討-運転技能自動評価システムを活用して- 木村年晶、蓮花一己 共著 応用心理学研究 Vol.42 No.3 p220 p233 201703
高齢者の高速道路本線料金所における運転行動解析 多田昌裕、飯田克弘、阪本浩章、安時享、蓮花一己 共著 交通科学 Vol.47 No.1 p3 p9 2016

 その他業績

タイトル 実施年月 単著・共著の別 発行所、発行雑誌又は発表学会等の名称 分類 概要
災害発生と防止に関する産業行動学的研究-送電鉄塔における高所作業を中心として- 19800300 共著 関西電力委託研究 報告書 (その他) 共著者 樋口伸吾、長山泰久、森田敬信、三浦敏章、蓮花一己、向井希宏 第4章 質問紙調査による災害要因とその防止に関する研究 第3節 自由回答の分析 鉄塔災害の経験及びひやり体験を分析し、感電・誘導・活線近接・回線誤認・転落の各事故パターン(ヒヤリ体験)を抽出する。作業前ミーティングの実施状況と問題点を指摘する。現実の事故事例を以上の観点から検討して事故発生プロセスの解明と今後の対策について提言する。
西ドイツの交通安全教育 19830300 単著 人と車 Vol.19 No.3〜7 (その他) 西ドイツの交通安全教育について、1) 子どもへの交通教育、2)二輪車の運転免許教育、3)普通乗用車の運転免許教育、4)運転者教育、5)運転者管理制度と交通安全教育推進体制という内容で解説した。幼児から成人にいたるまでの各段階で体系的な教育体制が充実したスタッフと教材を用いて進められている。西ドイツ政府の「子どもと交通」計画及びEMS計画、ドイツ交通安全協議会の運転者安全トレーニングの実際を具体的に詳述した。(1983年3〜7月)
交差点における運転者行動の研究 19830400 共著 国際交通安全学会 報告書 (その他) 第7章 共著者 長山泰久、浅井正昭、蓮花一己、その他 交差点通行に関連する学科教習の内容について、アメリカ・イギリス・西ドイツ・日本の4カ国の比較検討を行う。1)テキストの構成、2)教習内容の重点、3)状況別教習内容、4)教授法の4側面から説明を加える。日本の教習内容が規則中心であるのに対して、外国では「具体的事態への対処」として把握し、死角・ポジションの取り方・他の交通参加者の行動の説明や予測という問題を扱う。p189-215
高度な安全運転教育のための機器・機材の研究 19840300 共著 国際交通安全学会 報告書 (その他) 第2章 第1.2節 共著者 小口泰平、清水昭、長山泰久、林洋、蓮花一己 第1節 望ましい運転者の条件 運転者教育研究を行うアプローチとして、1)社会的視点からのアプローチと運転行動の視点からのアプローチを示し、事故事例研究を含めた統合アプローチを提言する。 第2節 危険学とIPDE論 運転行動での危険理論を説明し、訓練法として危険学とIPDE論を具体的に解説する。p7-27
カーブ・単路における運転者行動の研究 19840400 共著 国際交通安全学会 報告書 (その他) 第2章 第2節 共著者 長山泰久、浅井正昭、蓮花一己、その他 歩行者事故事例117件を年齢により、幼児(6歳以下)、子ども(7から15歳)、大人(16から59歳)、老人 (60歳以上)の4群に分類して検討する。7つの事故形態の中で、幼児の駐停車車両からの横断、子どもの渋滞車両間からの横断という死角問題が事故原因であると解明した。年齢層により事故パターンが変化してゆく。p110-149
ドイツにおける交通心理学の現状 19840900 単著 応用心理学研究 Vol.9 (その他) DAAD留学生として西ドイツに留学して得たドイツ交通心理学及び関連分野の研究成果及び学会の動向についてまとめる。ゲーテ協会でのドイツ語学習とケルン大学での入試試験、講義形式や心理学科の紹介に続いて、交通研究組織とその活動内容の概略を報告する。ミュンスターでの第25回ドイツ交通心理学会と主要な研究者の紹介をする。さらに第24回ドイツ労働・経営心理学会の印象を述べる。p55-60
機器・機材を用いた高度な安全教育の授業設計研究 19850300 共著 国際交通安全学会 報告書 (その他) 第4章 共著者 小口泰平、清水昭、永田雅美、堀野定雄、元木正典、蓮花一己 機器・機材を活用した効果的な教育の展開例、1)教育課題①見通しの悪い交差点の通過 2)教育課題②ミラー確認行動交通場面再現模型、ディスプレイ配置した視聴覚教室、IPDE訓練用シュミレータ、訓練コース、訓練車両、訓練施設を活用して座学と走行実技訓練の授業設計を行う。死角とポジションが訓練内容の中心である。p38-89
危険学とは何か? 19850600 単著 自動車管理 Vol.12,No.6〜8 (その他) 危険学の理論と実際を解説する。西ドイツの教材をまず紹介し、その基本的な考え方を述べる。次に歩行者3A訓練と外界学を日本の道路状況への写真で構成する。関連知識の説明を行う。危険学の今後の方向性を述べた後、危険に関する理論を説明する。危険学教材に必要な条件として、現実性・具体性・簡明性・誘引性・柔軟性の5点を指摘し、教材作成上のアドバイスを行い、一つの作成手順のモデルを示す。(1985年6〜8月)
特定地域における事故発生要因の分析と対策に関する研究 19861100 単著 佐川交通社会財団 研究報告書 Vol.1 (その他) 大阪府の特定地域の交通事故事例を集中的に分析することによって、事故発生に至るプロセスとそれに関わる諸要因を解明し、事故防止法に結びつく運転行動様式を検討した。1984年と1985年に枚方市と交野市で発生した218件の事例を幹線(国道一号線)と市域道路に分けた。通過交通の運転者による事故の比率は予想よりも低く、幹線で59%、市域道路で31%であり、居住者の事故が多かった。原付・自転車の関係する事故が多く、渋滞時の右直事故や左折時の原付・二輪車の突っ込み事故が典型であった。双方の確認不足が原因であり教育の余地が大きい。p53-58
交通における文化の諸要因の国際比較 19890300 共著 国際交通安全学会 報告書 (その他) 本書は、カナダ、韓国、日本の3カ国に対する国際比較の共同研究の報告書であり、1)研究の枠組み、2)統計データの分析、3)交通行動観察調査、4)意識調査、5)法と教育、6)安全思想の国際比較、7)まとめ、から構成されている。交通参加者の意識と行動を比較し、各国の統計資料と共に検討することによって、各国のモータリゼーションの進展度と文化的背景の両側面を分析しようとした。
交通心理学の体系化に関する研究 19891100 単著 佐川交通社会財団 研究報告書 Vol.4 (その他) 本研究は、日本の交通心理学の分野で「大阪ワークショップ」を開催することで、研究者の相互交流と共同研究の活性化を目指したものである。テーマとして「運転適性」と「運転行動」の議論が行われた。運転適性については、その恒常性と教育可能が検討され、その関連で日本の運転適性検査についても批判を加え、将来の展望を検討した。運転行動の分野でも運転者行動という広い枠組みで考える必要性が唱えられた。p146-149
Effect of the Side-View Distance on Driver’s Searching Head Movement at Uncontrolled Intersections 19930700 単著 Abstracts of 3. European Congress of Psychology (その他) 無信号交差点でのドライバーの左右確認行動についてのフィールド調査の研究をヨーロッパ心理学会でポスター発表したものである。
若者の交通特性と交通事故に関する調査研究-奈良県の事故分析を通して- 19931100 共著 佐川交通社会財団研究報告書 Vol.4 (その他) 若者の交通事故分析を奈良県での事例に基づいて実施した。国道24号線で若者が起こした事故類型を追突事故、右折事故、出入口事故等に分類して、その原因を分析した。事故多発交差点での観察調査により、交通コンフリクト(錯綜)発生のメカニズムを分析した。p66-90
Experimental Study of Roadway Interper sonal Communication by Way of Horn-Honking 19940700 単著 Abstracts of 23. International Congress of Applied Psychology (その他) クラクションを用いた対人コミュニケーションの実験室実験の研究を国際応用心理学会で口頭発表したものである。
交通空間での対人コミュニケーションの実験的研究 -受信過程の分析- 19940900 単著 日本心理学会第58回大会発表論文 (その他) 交通場面での対人コミュニケーションで用いられている合図のうち、方向指示器、ハザードランプ、パッシングライト、身振りを用いて、その理解度を調べた実験室実験の結果を日本心理学会でポスター発表したものである。p386
奈良県の若者を中心とした夜間事故の原因分析と安全対策への調査研究 19941100 共著 佐川交通社会財団研究報告書(地域研究) Vol.5 (その他) 夜間事故の分析を実施した。奈良県橿原署管内における人身事故の分析を行った。さらに、若者への質問紙調査によりとくに夜間における行動特性や運転行動特性を分析した。若者が起こしやすい事故類型として、正面衝突を出会い頭事故を代表する車両相互事故(追突事故をのぞく)であった。行動特性について、地域比較や性別による違いが存在した。交差点での夜間の観察を実施し、交通コンフリクト(錯綜)事例の分析を行い、事故の背景原因として、信号無視行動の常態化とそれを誘発する道路構造特性を指摘した。安全対策上の提言を行った。
標高差の著しい自動車専用道路の安全対策 19950500 共著 共栄火災交通財団1994年度助成研究報告書 (その他) 標高差の著しい自動車専用道路として名阪国道を選定し、そこでの事故事例分析と観察調査を通じて、こうした道路特性を備えた自動車専用道路の危険性を明確にすると同時に、安全対策への提言を行った研究である。
Field Observation at Uncontrolled Inter section in Japan 19950900 単著 Presentation for Seminar on Ph.D. Studies in Psychology in Helsinki (その他) 住居地域で連続する2つの無信号交差点でのドライバーの左右確認行動、減速行動がフィールド観察法で測定した研究をフィンランドでの心理学セミナーで口頭発表したものである。
A preliminary study on young drivers’ hazard perception, self-confidence, and choice of speed 19970000 単著 The proceedings of the 55th Japanese Congress of Traffic Psychology (その他) p25-26
Drivers’hazard and risk perception, self-confidence in safe driving, and choice of speed. 19980000 単著 The proceedings of the 24th International Congress of Applied (その他)
ドライバーのリスク知覚とリスク回避行動の実験的研究 19980000 単著 日本心理学会第62回発表論文集 (その他) p349
高齢者講習の効果的な教育プログラムのあり方に関する調査研究報告書 20080000 共著 全日本指定自動車教習所協会連合会 (その他) 蓮花他5名
高齢ドライバーの心理・行動・生活特性に配慮した高速道路の交通安全に関する研究 20080000 共著 高速道路関連社会貢献協議会調査研究報告書 (その他) 蓮花他5名
高齢ドライバー教育が日常運転に及ぼす効果-ドライブレコーダーによるマイカー利用時の運転行動の分析により- 20080000 共著 第75回日本応用心理学会発表論文集 (その他) 蓮花他3名p20
高齢ドライバーの心理・行動・生活特性に配慮した高速道路の交通安全に関する研究(Ⅱ) 20090000 共著 高速道路関連社会貢献協議会調査研究報告書 (その他) 高齢ドライバーの運転行動に関する文献調査、および高速道路での走行調査を実施した。高齢者20名に京奈和道での走行と一般道路での走行を行ったところ、双方の行動様式に関連性がみられた。料金所出口で確認する者は一般道路一時停止交差点で速度が低かった。高齢者に適した高速道路のあり方について検討を行った。
高齢ドライバーの事故原因解明に向けたリスク行動と交通コンフリクトの実証的研究 20090400 単著 科学研究費補助金研究成果報告書 (その他) 高齢ドライバーの運転行動を教習所での調査を中心に実証した。また一般道路での走行と教習所走行の関連性を明らかにした。ハザード知覚、インシデント分析、交通コンフリクト分析を行い、高齢者の特徴を明らかにした。
子どもから高齢者までの自転車利用者の心理行動特性を踏まえた安全対策の研究 20100000 共著 国際交通安全学会調査研究報告書 (その他) 本研究は、自転車利用者の意識と行動を質問紙調査や行動観察、フィールド調査を実施した。質問紙調査では、中学生の意識特性を明らかにした。さらに中学生に多い行動特性として、交差点での一時不停止や不確認、並走などの問題行動が多く、車との衝突リスクが高まっている実態が明らかになった。こうした問題行動の原因となる弱点を克服して、安全確保のための行動を身につける教育プログラムを次年度開発、実施予定である。
子どもから高齢者までの自転車利用者の心理行動特性を踏まえて安全対策の研究(Ⅱ) 20110300 共著 国際交通安全学会調査研究報告書 (その他) 本研究は、中高生と高齢者という二つのターゲットを重視して、自転車利用者の心理行動調査と対策に関する調査を実施した。中学生に対して、1)集団式ビデオ講義、2)自転車シミュレータ行動訓練、3) 自転車技能コンテスト、4)自主活動型実践活動、の教育プログラムを実施した。また、高齢者には自転車利用時の行動特性について、実際の行動を把握するためのフィールド実験を実施して、免許保有者と免許非保有者の行動特性を比較した。結果、免許保有者の方が免許非保有者よりも左右の安全確認で優れた行動を示した。ただし、自転車利用時よりも歩行時の方がその差が明確であった。このことから、高齢者にとって、自転車利用が困難な課題であることが示唆された。
日本の交通安全教育の課題と展望〜自転車利用者への教育を中心に〜 20111100 単著 交通安全教育 Vol.47,No.1 (その他) 現在、大きな問題となっている自転車利用者への交通安全教育を題材として、日本の自転車問題の現状と対策としての教育的アプローチの展開を論じている。 p10-18
子どもから高齢者までの自転車利用者の心理行動特性を踏まえて安全対策の研究(Ⅲ) 20120300 共著 国際交通安全学会調査研究報告書 (その他) 自転車利用者の安全対策の研究として、最終年度の本研究は、1)中学生への自主活動の定着化のための教育手法の開発と実践、2)自転車コンテストの簡易な実施方法の開発と実践、3)高齢者の運転行動調査およびピアグループ活動の試行的実施、4)自転車通行帯での走行実験やWEB調査、5)現状での自転車関連の道路環境、法整備、保険制度などの整理を行った。さらに、安全対策への検討と提言を行った。
香川研究-事故発生要因の分析と対策への提言 20140300 共著 国際交通安全学会調査研究報告書 (その他) 本研究は、人口当たりの事故率が全国でもっとも高い香川県を対象にして、地元の行政関係者との共同研究により、香川県で多発する事故の発生要因を明らかにして、安全対策への提言を行うものである。そのため、国際交通安全学会の学際的な人的資源を活用して徹底的に現地調査を繰り返し、実証データに基づいて、事故発生のメカニズムを解明した。さらに、地方の事故対策の枠組みとして、県内の事故を誘発する要因を特定することで、より安全な県をめざした。また、日本全体の事故防止を推進するために、香川モデルを提唱し、他県への波及効果を図るものである。
中高年齢層の歩行中死亡事故を抑止するための段階的交通安全教育手法の調査研究 20150300 共著 警察庁交通局交通企画課 調査研究報告書 (その他) 警察庁が実施した高齢歩行者への段階的交通安全教育手法の調査研究報告である。階層を四つに分けて、階層A(40〜50歳代)、階層B(60歳代)、階層C(70歳代以上)、階層D(運転免許非保有者)とし、その各々の特徴を踏まえた教育内容と教育手法を踏まえて、具体的な教育プログラムを展開した。
装着型センサを用いた高齢ドライバーの挙動解析 20150500 共著 映像情報メディア学会技術報告書 (その他) 本研究では、近年事故件数の多さが問題になっている高齢ドライバーの問題点を探るため、装着型のセンサとGPSを用いて交差点における高齢ドライバーの安全確認行動や車両の速度を道路幅員が異なる交差点で計測し、予防安全の観点から、高齢者の交差点交通行動を評価した。その結果高齢者は常に事故リスクを高める運転をしているわけではないが、生活道路など道路幅員が狭い場所においてリスクを高める運転をしていた。
高齢者への交通安全教育 20160300 単著 自動車技術 Vol.70 (その他) 高齢歩行者や高齢自転車は道路上で多様な危険行動を示す。最近の研究では免許を保有していない高齢歩行者はより危険な方法で道路を横断していた。免許を保有していない高齢自転車利用者も免許保有者よりも運転パフォーマンスが低かった。たとえば、安全確認ができていないことや走行位置が悪いという点である。最後に警察庁が作成した高齢歩行者のための教育プログラムが紹介された。

 所属学協会

所属学協会名 年月(自) 年月(至) 年月(至)区分 職名
応用心理学会
社会心理学会
交通心理学会
交通科学研究会
日本人間工学会
国際応用心理学会
産業組織心理学会
交通工学研究会
国際交通安全学会
関西心理学会
日本心理学会

 受賞

受賞年月 授与機関 受賞名 概要
20000000 日本応用心理学会・学会賞
20070000 奈良県交通安全功労賞
2014 日本応用心理学会・学会賞(論文賞)

 競争的資金等の研究課題

提供機関 研究種目 タイトル 採択開始 採択終了 代表者 研究課題 代表者・分担者の別
- 基盤研究(B) 科学研究費 20020000 20040000 蓮花 一己 高齢ドライバーのリスク知覚とリスクテイキング行動の実証的研究 研究代表者
基盤研究(C) 20040000 20040000 交通事故低減を目標とする心理学・工学の融合的研究に向けたプロジェクト企画 研究分担者
- 基盤研究(A) 科学研究費 20050000 20080000 蓮花 一己 高齢ドライバーの事故原因解明に向けたリスク運転行動と交通コンフリクトの実証的研究 研究代表者
日本学術振興会 基盤研究(B) 科学研究費 20140000 20160000 蓮花 一己 高齢ドライバーの加齢による脳機能変化と運転行動の関連に関する基礎的研究 研究代表者
日本学術振興会 基盤研究(B) 20140000 20160000 高齢化社会の安全なモビリティ確保を目指した自動車運転行動及び支援方策に関する研究 研究分担者
- 奨励研究(A) 科学研究費 19890000 19890000 蓮花 一己 匿名状況における攻撃的対人コミュニケーションの実験的研究 研究代表者
- 一般研究(B) 科学研究費 19950000 19950000 蓮花 一己 フィンランド・ドイツ・日本における交通行動の国際比較 研究代表者
- 一般研究(C) 科学研究費 19930000 19930000 蓮花 一己 交通空間での対人コミュニケーションの実験的研究 研究代表者
- 基盤研究(B) 科学研究費 19990000 20010000 蓮花 一己 子どものリスク知覚とリスク対処行動の研究 研究代表者
- 基盤研究(B) 科学研究費 19960000 19980000 蓮花 一己 フィンランド・ドイツ・日本における交通行動の国際比較 研究代表者
日本学術振興会 基盤研究(A) 科学研究費 201704 202103 蓮花 一己 高齢ドライバーの生理的老化及び病的老化と運転行動の関係に関する基礎的研究 研究代表者

 特許

出願日 公開番号 公開日 特許番号 登録日 発明の名称 発明者 出願国 商品化実用化有無 持分比率
危険運転予防意識判定システムおよび危険運転予防意識判定方法

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