教員紹介データベース


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 基本情報


氏名 冨澤 美千子
氏名(カナ) トミザワ ミチコ
氏名(英字)  TOMIZAWA MICHIKO
職名 非常勤講師
出身学校・専攻 日本女子大学文学部史学科
出身大学院・研究科 大阪大学人間科学研究科臨床人間学講座教育人間学専攻博士前期課程
学位・資格 修士(人間科学)(大阪大学)
本学での担当科目 特別活動論
シラバス(URL) https://csweb.tezukayama-u.ac.jp/syllabus/campus?func=function.syllabus.ex.search&nendo=2017&k_cd=178500

 著書

タイトル 著者 出版社 出版年月 担当区分 担当範囲 概要
『学びあう食育』 山住勝広 ・冨澤美千子・山住勝利・伊藤大輔・蓮見二郎。 中央公論新社 2009 共著 「第2章 食楽プロジェクト
のはじまりから伝統野菜の学びへ」(28-47頁)、
「第3章 食をとおして地域と環境を学ぼう」
(81-96頁)、「第7章 ニュースクールの未来」
(144-152頁)
(ア)関西大学人間活動理論研究センターの教育実践開発プロジェクトの1つとして平成17年に始まった関西大学文学部初等教育学専修の前身である文学部教育学専修の小学校教員志望の学生たちと小学生の水曜日放課後学習「ニュースクール」の理念と実践当初の状況について著した。地域の伝統野菜「吹田くわい」を通して、インフォーマルな学習から週末の地域活動へと、「持続可能な生き方」への学びあいや協働をテーマに行った活動の記録。「学校参加とフィールドワーク」の授業教材として活用。

 論文

タイトル 著者 単著・共著の別 発行雑誌 発行所 開始ページ 終了ページ 出版年月 掲載種別 概要
「生活創造としての学習―放課後教育プロジェクトにおける協働活動の生成」 山住勝広・冨澤美千子・伊藤大輔 ・蓮見二郎 共著 『教育方法学研究』 日本教育方法学会 36 133 143 2011 (ア) 関西大学人間活動理論研究センターの教育実践開発プロジェクトの1つとして平成17年に始まった、関西大学文学部初等教育学専修の前身である、文学部教育学専修の小学校教員志望の学生たちと小学生の水曜日放課後学習ニュースクールの劇活動について、大正新教育の行った児童劇の理念に"照らし合わせて、協働の学びあいの意義について"論じている。
(イ)担当執筆部分は、「2 生活欲求と協働自治による学習統制―児童劇実践を試みて」(137頁-138頁)
「野村芳兵衛における生活学校の発見と創造」 山住勝広・冨澤美千子・伊藤大輔・蓮見二郎 共著 学校教育学論集 関西大学初等教育学会 1 29 39 2011 (ア) 大正新教育の時代、池袋児童の村小学校の訓導であった野村芳兵衛の実践した児童劇について、1935(昭和10)年2月号『生活学校』に掲載された実践例「がんとりぢいさん」「ねずみのしっぽ」を取り上げ考察した。本論文では児童劇を生活から生まれ、生活の組織化と創造へ繋がる学びを形成"するものとして位置づけ、子どもたちが創造する""過程で社会性や芸術性など学んでいくことを明らか"にした。そしてそのことを関西大学ニュースクール
の劇作りに生かしていることを論じた。
(イ)担当執筆部分は、「3 協働自治を方法原理とした児童劇の実践と方法」(34頁-37頁)
 「『結び目』の中の総合的な学習―ハイブ
リッドな教育イノベーションの活動理論的
研究―」
山住勝広・冨澤美千子 共著 『関西教育学会研究紀要』 関西教育学会 12 17 31 2012 (ア) 総合的な学習の時間において、ミメーシス(摸倣行為)とメタモルフォーゼ(自己変成)が生じる活動に"するにはどのようにしたらよいか考察する。"本論では、吹田市内の小学校2校で行われている吹田くわいの総合的な学習を取り上げ、それぞれの"学校の大人たちが、どのように子どもたちに問い"かけ、子どもたちがどのように受け止めたか、実践例を挙げて論じた。
(イ)担当執筆部分は、「3 総合的な学習におけるミメーシスと自己変成の学び」(23頁-26頁)
「野村芳兵衛における宗教観を基盤にした生活カリキュラムの構想―池袋児童の村小学校から岐阜市立長良小学校への連続的発展」 冨澤美千子 単著 『教育新世界』 世界新教育学会 61 49 62 2013 野村芳兵衛の、親鸞主義的な思想である「同行」思想から生じる教育観を背景に考えられた学校づくりは、池袋児童の村小学校のハウスシステム(学校の中を縦割りの家組織にする)という方法で子どもたちが学校自治を行う。その考え方が戦後、岐阜市立長良小学校の部制という方法に繋がったということを考察した。単元と学習様式についても、児童の村で構想されたものが長良プランに生かされているということを論じた。
「野村芳兵衛における新教育の思想と実践―戦前から戦後への持続的発展」 冨澤美千子 単著 大阪大学人間科学研究科 修士論文 2013 ア)大正新教育期に池袋児童の村小学校の訓導であった野村芳兵衛の教育思想を宗教観、協働自治、生活教育の観点で考察し戦前の児童の村小学校で行った「長良プラン」への継承と発展に付いて研究した。これまで多くの野村研究は、児童の村小学校で行った教育とその挫折という形で捉えられていることが多かったのに対し、むしろ戦後に、戦前構想した教育観が生かされていくということを論じた。
「教師の語りと教育システムの継承―岐阜市立長良小学校時代の野村芳兵衛と『部制』の実践をめぐるインタビューの分析」 冨澤美千子 単著 『関西教育学会年報』 関西教育学会 39 1 5 2015 野村芳兵衛が戦後校長として赴任した、岐阜市立長良小学校の当時初任から3年目までの若手教師であった7人の元教師たちに平成26年7月に行ったインタビューを分析し、野村が「長良プラン」の象徴的方法として行った部制をはじめとする教育理念の継承がどのようになされたのかを考察した。
「米国カリフォルニア州オークランドの小学校―訪問調査から見えてきたこと」 冨澤美千子 単著 『活動理論学会』 活動理論学会 創刊号 33 40 2016 2015年9月8日から13日まで、日本学術振興会特別研究員として、科学研究費特別研究員奨励費により、カリフォルニア州オークランドの小学校3校を訪問調査する機会を得た。アメリカにおける人種・民族の多様性や貧困に起因する教育の難しさは深刻であり、どの学校も、そのような困難な諸条件の中で、それを乗り越えて子どもたちの学習と発達を支え励ます毎日の教育実践を格闘と共に創り出そうとしている様がうかがわれた。その訪問研究報告論文である。
「教師と子どもが協するための媒介物としての学習教材の役割―『吹田くわい』をテーマにした授業実践を事例にして」 冨澤美千子 単著 『活動理論学会』 活動理論学会 創刊号 13 20 2016 吹田市立小学校で行っている大阪伝統野菜「吹田くわい」の総合的な学習の時間について、
教師が学習の媒介物としての教材に何を選ぶかということによって、授業の在り方が大きく変わるということを、実際の会話や実践を例に、活動理論の図を用いて考察した。
「野村芳兵衛の綴方教育における『仲間作り』の意義と重要性」 冨澤美千子 単著 『カリキュラム研究』 日本カリキュラム学会 25 1 13 2016 野村芳兵衛は1929(昭和4)年に創刊された雑誌『綴方生活』の同人であり、綴方教師たちに多
大な影響を与えた人物である。しかし野村の綴方指導は国語科教育として行われず、生活科の中に位置した。筆者は、野村の綴方教育の根底には「仲間作り」の教育観があると分析、その「仲間作り」が基盤にある綴方教育について、全体構想と教育実践の指導過程の実際を考察したものである。

 その他業績

タイトル 実施年月 単著・共著の別 発行所、発行雑誌又は発表学会等の名称 分類 概要
『吹田くわいの本なにわの伝統野菜』 2010 共著 創元社 (ア)「なにわの伝統野菜」17品種の一つ「吹田くわい」について、吹田市内で活動する「吹田くわい保存会」が紹介するために、歴史、植物としての特徴、栽培方法、保存活動、その他の活動、調理方法、今後の保存活動の展望をまとめたもの。
大学生と小学生の放課後学習、関西大学ニュースクールは、吹田くわいをテーマに新聞作り、絵本"作りを行い、それを通して、吹田という土地の風"土や歴史、食について学んでいくプロジェクト紹介を本書で行った。
(イ) 吹田くわい保存会 "会長・北村英一他30名ぐらいの共著のため列挙できず。
「第4章 吹田くわいとの出会いと取り組み 1.学校・社会教育の現場から ニュースクールの吹田くわい実践活動―関西大学人間活動理論研究センターの放課後教育実践プロジェクト―」(75頁-77頁)
「総合的な学習の時間における活動システムの発展―拡張的学
習の媒介物に着目して」
2012 共著 『活動理論の可能性と課題』活動理論学会 (ア)「吹田くわい」を用いた総合的な学習の時間における活動を活動理論の「媒介的道具」に対する考え方を参考に分析した。
(イ)17頁-18頁
(書評)「秋保惠子 著『大正新教育と〈読むこと〉の指導―奥野庄太郎の国語科教育』」 2016 単著 『近代教育フォーラム』第25号、教育思想史学会 (ア)本書は、大正期に沢柳政太郎が初代校長となり教育改造運動の中心的研究校として、1917(大正7)年に開校した私立成城小学校の訓導であった奥野庄太郎における〈読むこと〉の教育について、実証的に検討し考察したものである。「聴方教育」の提唱者と言われる奥野庄太郎の〈読むこと〉の指導に着目している点が特徴的である。成城小学校は、政府の改革ではない、自主的な改革が沸き起こる時代の、「自由」の気運の下で教育研究と学校改革が最も盛んになる時代の象徴的な存在であり、開校初期の段階で、国語科の「読書科」教育を特設し、国語科における読書の教育に力を注いだ中心的な人物が奥野である。著者は21年間小学校の教師として実践に関わる中で課題としてきた現代の国語科の指導に対する研究の一端として、奥野庄太郎の実践と理論、そしてその形成過程を明らかにすることを試みた本書の書評を行った。
(イ)印刷中のため頁は不明

 所属学協会

所属学協会名 年月(自) 年月(至) 年月(至)区分 職名
教育思想史学会
教育哲学会
日本教育学会
日本カリキュラム学会
世界新教育学会
日本教育方法学会
日本生活科・綜合学習学会
活動理論学会

 研究に関連する学内外社会活動

活動年月(自) 活動年月(至) 活動年月(至)区分 内容 分類
201504 201703 終了 関西大学ニュースクール(大学生と小学生の放課後学習)企画・運営
201009 201109 終了 吹田市まちづくり創造政策研究所 市民研究員

 受賞

受賞年月 授与機関 受賞名 概要
201303 大阪大学大学院人間科学研究科 大阪大学大学院人間科学研究科賞(教育系、首席修了)

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