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『瓦づくりの体験講座「郡山城の瓦をつくる」を開催しました』

2016年03月08日

今年度、帝塚山大学考古学研究所では奈良県瓦センター株式会社とともに郡山城金箔瓦復元プロジェクトを立ち上げ、郡山城天守台の発掘調査で出土した安土桃山時代の金箔瓦を復原した。そのプロジェクトの一貫として、奈良県瓦センター株式会社と共催で、瓦の大切さやその魅力を伝えるために高校生、大学生を対象に瓦づくりの体験講座「郡山城の瓦をつくる」を平成28年3月5日に開催した。

 

瓦づくり体験は、復元プロジェクトでもお世話になっている奈良県瓦センター株式会社(奈良県天理市桧垣町738番地)で実施した。参加者は瓦づくり体験に応募した高校生、本学文学部日本文化学科や人文科学研究科の在校生など総勢17名であった。

 

瓦づくり体験は、まず、瓦の歴史と古代瓦のつくり方を説明し、同社の動画ビデオにより瓦製造工程のおおまかな流れを学んだ後、体験実習に入った。今回の講座では同社の瓦職人のご指導のもと、鬼瓦を制作した。

 

体験に際し、参加者一人一人に与えられたのは鬼瓦のベースになる粘土の板と鬼の細部をつくるための粘土の塊であった。最初に、同社・北工場長の青木高市 氏から鬼瓦制作の流れや注意点のご説明があったが、参加者は皆、はじめて鬼瓦をつくる面々である。いざ、粘土を目の前にして鬼瓦をつくるとなると難しい。当初は参加者自身が鬼瓦のような恐い、しかめっ面の表情になっていた。

 

しかし、結果的にはみな黙々と粘土と格闘し、予定の2時間のあいだに鬼瓦の形を完成することができた。鬼瓦をみると、その表情は様々であった。同社取締役の葛原裕二氏は冒頭の挨拶で、鬼瓦は制作者の生き写しと評されたが、まさにその通りだと納得できる、様々な表情の個性ある鬼瓦が完成した。

 

講座の最後にアンケートをとったが、参加者からは講座の内容に満足したとの声も多く聞こえた。短い時間であったが、参加者に少しは瓦を身近に感じていただけたはずである。今後も考古学研究所では瓦をはじめとした文化財の大切さや魅力を発信する事業をおこなっていきたい。

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